【陸上】富士通、新選手寮公開 高地再現の低酸素ルームにサウナ完備「競技に集中できる環境」

[ 2026年10月29日 18:08 ]

トレッドミルでトレーニングする選手たち
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 富士通陸上部は29日、川崎市に今年5月に新設した選手寮を報道陣に公開した。30年近く拠点を置いた千葉市から、本社のある同市中原区に移転。総部屋数は25部屋で、主に長距離、競歩部門の選手が生活を送る。トレーニング室に食堂、サウナ完備の大浴場、マッサージ室を備えた万全の環境が整い、三代直樹監督は「部のコンセプトは世界で戦える選手を育成すること。素晴らしい寮とともに富士通グループ全体で盛り上げていきたい」と力を込めた。

 トレーニング室には低酸素ルームが設けられ、最新鋭のトレッドミル4台を設置。室内は標高3000メートル相当まで酸素濃度を下げることができるという。空調完備で、酷暑や悪天候に左右されずにトレーニングが可能。マラソンで2時間6分9秒の自己記録を持つ浦野雄平は「充実した設備で、競技に集中できる環境をつくってもらった」と感謝。1万メートル前日本記録保持者の塩尻和也は「今年は台風や大雨で外でトレーニングを積むことが難しかった。初年度からこの設備を活用できた」と話した。同社の技術を活用したデータ採取や動作分析にも取り組んでいるという。

 11月15日に東日本実業団駅伝が控え、来年元日のニューイヤー駅伝が約2カ月後に迫る。浦野は「この寮とともにチームとして成果を残せたら」と決意を新たにした。

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