「〝おじさんのかわいさ〟にも注目です!」と茶目っ気たっぷりに撮影に応じた左からケンモチ、Bose、tofubeats=東京・WeWork渋谷スクランブルスクエア(撮影・尾崎修二) 3人組ヒップホップグループ、スチャダラパーのBose(ボーズ、57)らが東京都内でサンケイスポーツの取材に応じ、11月3日に川崎市で開催される音楽イベント「LIVE STOCK-KAWASAKI MUSIC JOURNEY-」に向けて意気込みを語った。初開催の昨年に続き2度目の出演。メンバーの出身地であり「お祭りのように続けたい」と定着を目標に掲げた。
1990年デビューのスチャダラパーは、ANI(59)とSHINCO(56)が川崎市出身。Boseは「川崎で楽曲を制作した時期もあった」と懐かしみ、歌手の小沢健二(58)とコラボした94年のヒット曲「今夜はブギー・バック」は「川崎で作った」と縁を感じていた。
本番のステージはオールスタンディングの大型ライブホールの先駆けで知られるCLUB CITTA’。音楽ユニットの水曜日のカンパネラ、音楽プロデューサーでDJのtofubeats(トーフビーツ、35)と共演する。
取材はtofubeatsとカンパネラのケンモチヒデフミ(45)も同席。この3組が音楽イベントで共演するのは初で、ケンモチは「楽曲などを通して尊敬し合ってきた3組なので、ご一緒できてうれしいです」と喜んだ。
スチャダラパーは軽やかな親しみやすい歌詞でヒップホップの定着に貢献。カンパネラはポップで物語性の高い作品で子供にも人気で、tofubeatsは多様な音楽を融合させた新感覚のスタイルで人気を集める。
Boseは「3組は年齢差があっても(サウンド的に)割と近いからステージは流動的にやれる」と親和性を強調。「一緒にやる曲もあるかも」と期待させた。
ケンモチは創作活動をしながら川崎の会社に勤務した経験があり、「曲ができずに打ちひしがれたとき、夜勤の帰りで川崎駅に着くと活気に励まされた。川崎は希望の街」と感謝した。
音楽フェスの動員数、市場規模は3年連続で増加。昨年は全国で約371万人、465億円と推計される。tofubeatsは複数の歌手が出演する音楽イベントについて「観客は寛容な気持ちで知らない音楽に出会えるし、各地域のイベントは同じものにならないのが魅力」と説明。Boseは地域交流の場として「川崎でお祭りのように続けたい」と都市型の定着音楽イベントをイメージしていた。(山内倫貴)
★DeNA、川崎市、京急電鉄が企画運営
今回のライブは都市型フェスとして11月1~3日に川崎駅周辺エリアで初開催される「KAWASAKI FESTIVAL」の一環。IT大手ディー・エヌ・エー(DeNA)や川崎市、京急電鉄が企画運営する。DeNAはプロバスケットボールBリーグ・川崎のホームアリーナを含む複合エンタメ施設建設プロジェクト「Kawasaki Arena-City Project」(2030年開業)の事業主体として、京急川崎駅隣接地での新しいまちづくりを進めている。