阪神・桑原謙太朗氏のコーチ就任発表 “魔球使い”見抜く! 「特徴を生かしてやっていけばいい」

[ 2025年11月5日 05:15 ]

コーチ就任会見を終え球団旗の前でガッツポーズを決める桑原謙太朗氏(撮影・後藤 正志)
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 阪神は4日、OBの桑原謙太朗氏(40)のコーチ就任を発表した。1、2軍など担当は未定で背番号は81に決定。兵庫県西宮市内の球団事務所で就任会見に臨んだ同氏は“魔球使い”の若手育成に強い意欲を示した。

 「期待感と緊張感。ドラフトで(プロに)入った時と同じような心境になっていますね」

 今季までの2年間は球団のアカデミーコーチとして主に小学生を指導していた。プロレベルでは初の指導者の道を前にして表情を引き締めた。

 「12球団トップの投手力」とイメージを口にした猛虎投手陣を預かる重責。不安もあるが、やりがいも感じている。藤川監督が口にする右の救援投手の強化にも呼応し「投手は何枚いてもいい。主力が疲れた時に上がって来ることができる投手がいればおのずと戦力の強化につながる」と底上げに意気込んだ。

 自身は現役時代に独特のキレと軌道を描く「真っスラ」を駆使して17年に最優秀中継ぎのタイトルを獲得するなどブレーク。これから指導にあたる若虎の個性にも目を配り“魔球使い”の素質を見抜くつもりだ。

 「(真っスラも)個性。フォーク系が得意な投手もいればスライダー系が得意な投手もいる。特徴を生かしてやっていけばいいというのを伝えたい」

 岩貞、岩崎ら現役時代をともにした選手も健在で「僕が活躍したのが30歳を超えてからだったので頑張ってほしい」とエールも送った。プロ14年間で3球団を渡り歩いた苦労人が最強投手陣のグレードアップに尽力する。(遠藤 礼)

 ◇桑原 謙太朗(くわはら・けんたろう)1985年(昭60)10月29日生まれ、三重県出身の40歳。津田学園から奈良産大を経て、07年大学生・社会人ドラフト3巡目で横浜(現DeNA)入団。いずれもトレード移籍で11年からオリックス、15年から阪神でプレー。救援で自己最多の67試合に登板した17年に43ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得。21年現役引退。通算242試合、15勝13敗0セーブ78ホールド、防御率3.61。右投げ右打ち。

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