ソフトバンク・栗原陵矢 父の日&サムライブルー仕様で両リーグ最速20号 吉兆!球団過去3人は全員戴冠

[ 2026年6月22日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8―0日本ハム ( 2026年6月21日    エスコンフィールド )

<日・ソ(11)>4回、ソロを放つ栗原(撮影・高橋 茂夫)
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 ソフトバンクの栗原陵矢内野手(29)が21日の日本ハム戦で、12球団一番乗りとなる20号アーチを放った。この日は普段の黒のアイブラックを青色にチェンジ。“父の日&サムライブルー仕様”としてアーチを描いた。20号の最速到達は球団では2005年の松中信彦以来21年ぶり4人目(6度目)。過去5度のケースではそのまま本塁打王に輝いており、栗原にもさらなるアーチ量産の期待が高まる。

 ベンチに戻ると自らのバットに目をやり笑みを浮かべた。栗原が両リーグ最速の20号アーチを放った。

 「なかなか長打が出る打ち方というか、雰囲気が自分の中でなかったので。だから1本がうれしかったですね」

 1―0の4回、先頭で金村のフルカウントからの高め直球を捉えた。打球は右中間スタンドへ。飛距離120メートルの豪快な一発だった。2回の打席で三邪飛に倒れ、この打席ではより重めのバットに持ち替えていた。

 「ちょっと強く振ろうとして体を振っていた部分があったので。より芯に当てて飛ばすという感じです」

 交流戦最後のカードだったヤクルト戦から直近5試合で長打が出ておらず、リーグ2冠を走る本塁打も打点も小休止となっていた。9日の阪神戦で2打席連発を放って以来となる節目のアーチ。21年のキャリアハイにあと1本に迫った。

 “アイブルー”で試合に臨んでいた。普段は照り返しを防ぐために黒のアイブラックを使用するが「父の日とサムライブルーと。2つにかけてです」と特別な日として青色に変更。W杯サッカー日本代表の一戦も同時刻に開始し、球場には速報も流れていた。「えらい早い段階で1点入ってたんで、強いなぁと思いながら」と“刺激”ももらっていた。

 もちろん、父・和弘さんへ感謝の気持ちは大きい。今も熱心に栗原の打席を見ては感想を伝えてくれる。「応援してくれますし、今でも厳しい父ちゃんです」。贈られた「素直であれ、謙虚であれ」という言葉は、折りに触れて口にしてきた。父への思いも胸に描いたアーチとなった。

 20号の両リーグ最速到達は球団では05年の松中以来21年ぶり4人目(6度目)の快挙。現在、チームメートの近藤と日本ハム・レイエスに5本差をつけて本塁打キングを快走している。球団の過去5度はいずれも本塁打王に輝いており、自身初タイトルへ吉兆だ。

 堂々の成績にも背番号24に慢心は一切ない。さらにチームを勝利に導く一打を放つべく「そこ(20号到達)はもちろんうれしいですけど、ほかの打席の内容が悪いのでね」と課題も口にする。日に日に頼もしさは増している。 (木下 大一)

 ○…栗原(ソ)が両リーグ最速で20号到達。ソフトバンク勢の両リーグ20号一番乗りは前身球団を含め57、61、62年の野村克也、88年の門田博光、05年の松中信彦に次いで21年ぶり4人目、6度目。過去の3人はいずれもパ本塁打王に輝いており、栗原も続けるか。

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