広島・名原典彦が大暴れ 3号ソロ含む自身初の猛打賞4安打「気合と根性でいってやろうと」

[ 2026年6月28日 05:05 ]

セ・リーグ   広島3―2阪神 ( 2026年6月27日    マツダスタジアム )

<広・神(9)>3回、3号ソロを放ち、笑顔でタッチを交わす名原 (撮影・平嶋 理子) 
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 広島・名原典彦外野手(26)が27日、阪神戦(マツダ)で自身初の猛打賞となる4安打をマークし、勝利に貢献した。3回の打席では、左翼席へ一時同点となる3号ソロを放つなど、全3得点に絡む活躍。チームを4月17日以来の4位浮上に導いた。『気合と根性』を信条とする背番号92。グッズが完売するなどファンからの人気も絶大で、不可欠な存在になってきた。

 名原が、気合と根性で26試合目にして初の猛打賞を記録。その表情は、充実感が漂っていた。

 「(4安打は)うれしい。気持ちだけは負けないように、初球からどんどん、気合と根性でいってやろうと思っていた」

 24日に26歳の誕生日を迎えたばかり。「猛打賞できるように頑張ります」と誓いを立てて臨んだ中、いきなり有言実行だ。プロ4年で2軍戦を含めて3安打以上を打ったことがなかったが、難敵・村上の攻略につなげた。

 まずは初回に右腕の初球144キロを右前打。0―1の3回先頭では左翼席に飛びこむ一時同点の3号ソロを放った。だが、これだけでは終わらない。1―2の5回1死一塁で迎えた打席では、カウント1ボールから右前打。エンドランを成功させ、再び同点のきっかけをつくった。8回先頭でも右前打を放ち、決勝点をお膳立て。コイ党のハートもしっかりつかんだ。

 「ファンの声援が本当に力になりますし、ファンの方のおかげで打てたという場面も何個かある。うれしいですね」

 “名原フィーバー”が到来している。球場のグッズショップも名原グッズが入荷すると、即完売。ショップ担当者も「ここまでは想定していなかった」と言うほど、人気はうなぎ上りだ。“気合と根性”も、今ではすっかりファンに浸透。新井監督も「本人も言ってますけど、気合と根性で食らいついていく姿が、ファンの心も打つと思う」と最大級の賛辞を贈る。

 5月21日に支配下登録されてから約1カ月が経過しても好調を維持。固め打ちで、6日以来の打率3割に乗せた。「(『気合と根性』で流行語大賞を)狙っています。はやらないと思いますけど、見といてください」と名原。知名度上昇へ、結果を追い求める。(長谷川 凡記)

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