落合博満氏 高校野球7回制「高校生はどう思っているのか。一番大事なところがおろそかにされている」

[ 2026年7月31日 20:00 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が31日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。高校野球界が導入を検討する「7イニング制」に、当事者である高校球児の視点を交えて自身の考えを語った。

【動画】落合博満 高校野球 7回制について【ひろみつの気持ち】

 日本高野連が2028年の公式戦から導入を検討していることに落合氏は「野球をやっている高校生はどう思っているのか。一番大事なところがないがしろにされている。実質(高校野球生活は)2年半ないんだよ。2年半で野球を辞めるって子もいっぱいいる。その子たちがどう思っているかだよ。そこがいつも議論から外れるところなんだ。だから“勝手に決めるな”ってやつ」と導入ありきの流れに一石を投じた。

 すでに導入されている地方大会予選(決勝戦を除く)のコールドゲーム、5回10点差、7回7点差のルールにも「8回、9回で8点、9点取って逆転する可能性もあるわけだ。だったらコールドゲームを無くすとか、まだそっちの議論の方が良いと思うよオレは。何もゲームを短縮するっていうことだけじゃなくて、100対0だって200対0だっていいじゃない、9回までやらせれば。そういう議論っていうのは一切しないでしょ」と言葉に熱がこもった。

 「(試合時間を)短くして誰が喜ぶの。球児が喜ぶ?球児はどんだけ負けてても9回やりたいはずだよ。まして今は延長がなくなってタイブレークでしょ。それだってどうなのかなと思うよ。決まったことはそれに従ってやるしかないけど、これから新しいことを決めるんだったら、一番大事なことを尊重して決めないと“大人で勝手に決めて、俺たちはそれに従ってやるだけか”。その話し合いがどうなのかだよ」

 まだまだ議論が足りていないことを指摘していた。
 

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