広島・菊池涼介 球団レジェンドの衣笠祥雄、山本浩二、前田智徳に続く通算13度目の100安打 

[ 2026年9月18日 05:05 ]

セ・リーグ   広島2─7阪神 ( 2026年9月17日    甲子園 )

<神・広(20)>8回、菊池は左前打を放つ(撮影・後藤 大輝)
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 広島・菊池涼介内野手(36)が17日、阪神戦で2安打を放ち、2年ぶりにシーズン100安打に到達した。通算13度目は球団野手では4人目で、15年目のベテランにまた勲章が一つ、加わった。試合は床田寛樹投手(31)が4回を今季ワースト7失点と打ち込まれ、チームの連勝は2でストップ。3位・DeNAとは今季最大10・5ゲーム差となり、早ければ、あす19日にもクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全消滅する。

 積み重ねた経験値と卓越した瞬時の分析力が生み出した一本だった。4点を追う4回、先頭で打席に入った菊池はカウント2―2から真ん中高めのカットボールを捉え、中前に運んだ。節目の100安打が反撃の1点につながった。

 「前の打席でやられていたので、どの球種が来るか考えた中でしっかり打てた」

 初回1死では真っすぐ2球で追い込まれ、ツーシームをファウルにした後の147キロ真っすぐを空振り三振。4回の2打席目はスライダーとツーシームを見た後の5球目。この日、一球もなかった勝負球を見事に仕留めた。

 入団2年目の13年から24年まで12年連続でシーズン100安打以上を記録。だが、昨年は規定打席にも到達できず89安打に終わった。雪辱を期した今季は、苦しいチーム事情もあり3年ぶりに4番を打つなど打順によっていろいろな役割を求められる中での到達。球団野手でシーズン13度以上の100安打は4人目の偉業だが、日々、チームの勝利に向け全力を尽くすことに集中する男は、記録に興味を示すことはない。

 「数字どうこうで野球はやっていない。みんな勝ちたい、打ちたいと思ってやっている中での積み重ねだと思う。100安打がどうとかは関係ない」

 敗戦濃厚の中で迎えた8回1死一塁では石井のスライダーを左前打。6日以来の複数安打で通算安打も1890まで伸ばした。

 「2本打てても3本打てないこともあるし、1本打てても2本目が打てない日もある、という積み重ね。試合に出ている以上は全打席打ちたいと思っているし、何とかしたいと思って打席に入っている」

 完璧を追求し、常に次の一本を求める貪欲さが、あくなき向上心をかきたてる。菊池にとっては、全てが通過点でしかない。

○…菊池(広)が2年ぶりのシーズン100安打に到達。100安打以上をマークしたシーズンは13~24、26年の13度となった。広島在籍時に100安打以上を13度以上は衣笠祥雄、山本浩二の17度、前田智徳の14度に続く4人目となった。

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