【大学野球】大商大・春山陽登 ドラフトへ弾みの13号 リーグ記録更新の瞬間、阪神スカウトも視察

[ 2026年9月28日 05:00 ]

関西六大学野球秋季リーグ第4節1回戦   大商大4―0大院大 ( 2026年9月27日    ほっともっとフィールド神戸 )

<大商大・大院大>連盟新記録となる通算13本塁打を放ち、記念撮影する大商大・春山(撮影・河合 洋介)
Photo By スポニチ

 1回戦1試合が行われ、大商大は大院大を7回降雨コールドの4―0で下し、先勝した。今秋ドラフト候補に挙がる「3番・右翼」の春山陽登(4年)は初回に3号ソロをマーク。リーグ戦通算13本塁打とし、1992年秋に大商大・佐伯貴弘(元横浜、中日)が記録したリーグ通算最多本塁打記録を、34年ぶりに更新した。

 2年春を終えて0本塁打だった春山が新記録を打ち立てた。「ホームラン打者でもなかったし、1本ぐらい打ってみたいなと思っていた僕が…」。2年秋に連盟史上初の1試合3本塁打を記録して量産が始まり、前戦の一発で通算最多本塁打に並んだ。そして初回2死無走者、右翼席へ弾丸ライナーを突き刺し、2戦連発の今秋3号で新記録を樹立した。

 敦賀気比(福井)では主将として3年春夏と甲子園出場。その実力者が2学年上の渡部(現西武)の打撃練習を見て思った。「野球辞めようかな…」。実力差は埋まらず、2年春までは控えだった。「腐りかけていた。だけど、腐れるような環境でもなかった」。懸命に厳しい練習に食らいつくうちに飛距離も向上。そして先発出場を与えられた2年秋の一戦で初本塁打を含む1試合3発を放ち、新記録への扉が開いた。

 3学年上には上田(現西武)、高(現広島)と好投手がいた。「こういう人がプロに行くんや…と指をくわえて見ていただけ」。それが今秋ドラフト候補として、この日も阪神を含むNPB3球団のスカウトが視察した。

 「自分が記録で一番になるだけでなく、監督さんを一番にできる男になりたい」。佐伯、谷佳知(元オリックス)らレジェンドOBを超える記録で、ドラフトへの弾みをつけた。 (河合 洋介)

 ◇春山 陽登(はるやま・あきと)2004年(平16)12月10日生まれ、奈良県大和高田市出身の21歳。小1から高田イーグルスで野球を始めて外野手。中学では五條リトルシニアに所属。敦賀気比(福井)では2年秋から背番号7でベンチ入り。大商大では2年秋に連盟史上初の1試合3本塁打を記録し、今春までにベストナイン3度。50メートル走6秒3、遠投100メートル。1メートル78、90キロ。右投げ右打ち。

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年9月28日のニュース

広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->