亀山つとむ氏 阪神は勝って優勝は決められなかったが、打つべき手を打ってベストは尽くせた試合だった

[ 2026年10月4日 07:00 ]

セ・リーグ   阪神4─6広島 ( 2026年10月3日    マツダスタジアム )

<広・神23> 8回、ベンチで戦況を見つめる才木 (撮影・亀井 直樹) 
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 【亀山努 視点】勝って優勝を決めることはできなかったが、継投、攻撃面も含めて打つべき手を打って、ベストは尽くせた試合だったと感じた。才木が末包の打たれた3ランはフルカウントからの真っ直ぐが真ん中に入ったところを痛打された。ここまで来ると技術うんぬんではない部分もあるが、佐藤輝の3ランで勝ち越した直後。ここまで早く追いつかれた、ということだけは想定外だっただろう。

 無安打に終わった森下にしても、右方向への打撃はここ数試合、意識しているのは明らかで、初回の右飛も紙一重の当たりだった。ここ2年間、目の前で胴上げを見せられている広島にとってはホーム最終戦でもある。きっちりした野球をして、しつこく食らいついてきた印象だ。

 短期決戦に向けた上積みという部分を考えてみたい。打順については今の1~5番を変えるのは難しい。先発ローテーションについてもここから新たな投手を抜擢するという選択肢は現状、考えづらい。

 そうした場合、梅野というキャッチャーで配球を変えるのが一つの方法になるのではないか。このところ坂本と伏見が併用されているが、同じ投手と捕手のユニットが続くと配球のパターン、傾向がどうしても出てくる。

 スタメンでなくともセットアッパー的な役割で使うという選択肢もある。投手を代えるだけでなく、捕手を代えるというのも短期決戦には有効な手段になるだろう。
(本紙評論家) 

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