佐々木朗希 米自己最速164キロ&2回零封好救援 今PS初登板「球速自体は思ったより出ていた」

[ 2026年10月6日 01:30 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦   ドジャース2―3ブレーブス ( 2026年10月4日    ドジャースタジアム )

<ドジャース・ブレーブス>8回に登板し無失点に抑えた佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 再魔神の米最速164キロが光明だ。ドジャース・佐々木朗希投手(24)が4日(日本時間5日)、ブレーブスとの地区シリーズ(5回戦制)第2戦で今ポストシーズン(PS)初登板。3四死球も8回からの2イニングを無安打無失点と力投した。メジャー自己最速102・1マイル(約164・3キロ)をマーク。2―3で敗れ1勝1敗となったが、ワールドシリーズ3連覇へ明るい材料となった。

 右拳で胸を叩き、雄叫びを上げた。1―3の8回から7番手での登板。佐々木は先頭から連続四死球などで1死満塁のピンチを背負ったが、心は折れていなかった。

 「丁寧にいき過ぎていた部分もあった。大胆に」と23年MVPのアクーニャへは、カウント1―1から内角低めへスプリット。狙い通り遊ゴロ併殺に仕留め「1点もやれない場面だったので、どんな形でもゼロで抑えたかった」と胸を張った。

 23年の本塁打王で通算329本塁打の3番・オルソンからだった9回は、クリーンアップを3者凡退。1死からの4番アルビーズはメジャー自己最速102・1マイル(約164・3キロ)の直球で一ゴロに斬った。最後は本塁打ならサイクル安打のM・ハリスをスプリットで二ゴロ。「球速自体は思ったより出ていた。シーズン通りの感じで投げられた」。15球の直球は平均球速99・8マイル(約160・6キロ)で、レギュラーシーズンの97・9マイル(約157・6キロ)を3キロ上回る「救援仕様」で存在感を示した。

 右手中指のマメで負傷者リスト(IL)入りした今季終盤。患部を休ませる選択肢もある中、投球感覚を失わないことを優先し、キャッチボールを毎日続けた。ほぼ完治した現在も再発防止へ、ダーマボンド(医療用接着剤)での保護を継続。投げ続けてきた感覚の中で、自然とたどり着いた自己最速だった。

 昨年もPSは救援に回り、9試合で3セーブ、防御率0・84をマークし守護神的役割を担った。今季も再び救援に回って迎えたPS。「残りの投手も少なかった。できるところまでいくつもりで準備した」と延長突入の場合の続投に備えた。

 9回にマンシーのソロで1点差も、惜敗で1勝1敗となった。山本が先発する6日(日本時間7日)の第3戦は、敵地アトランタが舞台。“朗希魔神”は「どの展開でも可能性がある」と、短期決戦の鍵を握る厳しい場面に準備万全だ。(柳原 直之)

 《移籍後これまでの最速は163.8キロ》佐々木の自己最速は165キロで日本ハム時代の大谷と並ぶ日本投手最速。プロ4年目のロッテ時代に侍ジャパンの一員として臨んだ第5回WBCに向けた、23年3月4日の中日との壮行試合で初めて計測した。公式戦では同年4月28日のオリックス戦で計4球、投げた。同年はその後も何度も165キロを計測。メジャー移籍後のこれまでの最速は今年7月17日のヤンキース戦での101.8マイル(約163.8キロ)だった。

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