MLB選手会が“154試合制”に声明「残念ながら全ての提案が…」サラリーキャップ導入前提に難色

[ 2026年10月9日 11:37 ]

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 大リーグ機構(MLB)が、29年からレギュラーシーズンを現行の162試合から154試合に短縮する案を出したことを受け、選手会(MLBPA)が8日(日本時間9日)、声明を発表した。

 MLB側は154試合に減らすことで原則として週1日の休養日を確保し、選手の健康面への負担軽減を図るとして試合数減を提案。一方で、地区シリーズを現行の5戦3勝制から7戦4勝制に拡大する案も盛り込まれており、ポストシーズン(PS)の試合数は最大8試合増えることになる。

 選手会側は今回の提案に対し、声明を発表。「本日、リーグ側からスケジュールに関する複数の提案がありました。我々は、プレーオフ形式の変更案を含むこれらの資料を現在検討しています。選手たちはこれらの提案について意見を出し合い、我々は交渉の場で回答する予定です」とした。

 その上で「残念ながら、リーグ側は今回も全ての提案が『サラリーキャップ制』への選手の同意を条件としていることを明確にしました」とし「サラリーキャップ制は選手の権利と報酬を骨抜きにするシステムであり、その他にも選手側に不利な提案がなされています」と表明。サラリーキャップ導入が前提の日程変更案は受け入れがたいとした。

 サラリーキャップ制はリーグ全体の戦力均衡を目的に、チームが選手に支払う年俸の総額に上限(キャップ)を設けるもので、NBAやNFLで導入されている。MLBはサラリーキャップ制ではなく、年俸総額が基準額を超えた場合に一定金額を支払う「ぜいたく税」を採用している。

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