【ドラフト会議】西武1位・川尻 ノーノ―右腕は「165キロ超」宣言 西口監督 新人王「狙ってほしい」

[ 2026年10月23日 05:18 ]

西武1位 川尻啓人 ( 投手・亜大 22歳 )

<ドラフト会議・亜細亜大>グッズを持って西口監督(右)と記念撮影する亜大・川尻(撮影・五島 佑一郎)
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 右手をグッと握った。西武が2年連続の単独1位指名で交渉権を獲得した剛腕こそ最速158キロを誇る亜大・川尻。「ストレートに対してのプライドがある。ドラフト1位に恥じないようなプレーをし、いずれは165キロを超えるような球を投げたい」と掲げた。

 最大の魅力は1メートル89の長身から繰り出す直球だ。13日のリーグ戦では日米12球団のスカウトが視察する中、東都大学史上11人目(12度目)の無安打無得点試合を達成。「何か人生を変えるきっかけになれば」と語っていた通り、最高の未来が待ち受け「自信を持ったままプロに行ければ」と笑みがはじけた。

 同校からは山里も広島から1位指名を受け、初めて「ドラ1コンビ」が誕生。しかも、2人ともきょう23日が22歳の誕生日という最高の前祝いになった。

 ドラフト会場から駆けつけた西口監督は「ローテーションに入ってきてほしい。先発投手として、プロの世界で魅力を存分に出してもらいたい。(新人王を)狙ってほしい」と即戦力での先発起用を明言し、新人王獲得を願った。チームの2位躍進を支えた平良と高橋光がメジャー挑戦を視野に入れている中、今後の投手王国を支えるピースとして期待は大きい。

 高岡商(富山)時代の最速は141キロ。食べることが苦手だったが、大学では食事やウエートトレーニング、睡眠を大切にして体をつくり、体重は入学時から約20キロ増えて94キロになった。昨秋の肘の故障も「もう一回、自分の体を見つめ直すことができた」と成長の糧にした。「新人王、日本一の投手を目指したい」。大きな一歩を踏み出した。

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