巨人・松井新監督 “新ジャイアンツタイム”決める!改革第1弾「みんなで心地いい集合時間決めたい」

[ 2026年10月25日 05:30 ]

ジャイアンツ球場を訪れる松井新監督(撮影・会津 智海)
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 就任翌日、ナインもびっくりの「ゴジラ襲来」だ。巨人・松井秀喜新監督(52)が24日、川崎市のジャイアンツ球場などファーム施設を訪問した。ルーキー時代など自身もかつて練習した同球場。選手、スタッフとあいさつを交わし、設備を確認した。“改革第1弾”として伝統の「ジャイアンツタイム」を新たに決めると宣言した。

 初仕事は、チームの根幹である育成拠点の視察だった。就任記者会見を開いた翌日の午後2時23分。松井新監督がジャイアンツ球場に到着した。

 「来季に向けて始まるんだなと。先頭を走らないといけないし、そういう気持ちは強くなってくる」

 前日は列島が驚いた電撃就任。この日は選手もびっくりの突然の訪問だった。何より驚いたのは西舘だっただろう。治療を受けるトレーナー室で右腕は横たわった状態だった。松井監督が「爆睡してました」と状況を説明した。「最後に(部屋を)出る時には起きて、あいさつしましたけど。気持ち良さそうに寝てたんでうらやましい」とほほ笑んだ。中山とも握手を交わし、ジャイアンツタウンスタジアムにも出向いて早くも精力的に動いた。

 反響の大きさを問われ「時差ぼけで皆さんの前にいる時以外は寝ているので、あまりない」と眠い目をこする一方でタイムイズマネー。まだ監督と呼ばれることに「違和感だらけ」と言う中でもいち早く、会見で「ジャイアンツファミリー」と表現したスタッフ、選手と顔合わせを行い、設備の説明を受けた。

 タイムといえば、思い返すのが「ジャイアンツタイム」だ。予定時間の15~30分前に集合する暗黙の不文律がある。選手時代には定刻で動き、よく「遅刻」と扱われて騒がれた。「教わってない。教わっていないままなんで」と今も平然ととぼける。「みんなでジャイアンツタイムを決めたい。心地いい集合時間を。“何分前がジャイアンツタイム”と、あいまいにしない方がいい」と新たなルールづくりを提案した。

 昨年イベント出演時に立ち寄って以来、1年半ぶりの訪問だった。「ルーキーの時に結構いた」という球場は、93年から設備が様変わりしたが、若き日々がよみがえった。当時、球場内に伝書鳩の小屋が存在したという。「鳩がバーッて飛んでいくんですよ。で、時間になると音楽が鳴るんですよね。で、鳩が戻ってくる。懐かしい」と33年前を思い出した。

 30日に始まる秋季練習から本格始動する予定。「自分で課題を見つけて、自分自身で克服していってほしい」。ゴジラの原点に、指揮官として帰ってきた。(田中 健人)

 ▼巨人・西舘(球団公式YouTubeで)気付かなかった…。誰かに左足をポンポンってされて。起きた時には…松井さんがいらっしゃいました…。あかん…やった…と思った。ダメなほうで目立っちゃった…。

 《松井監督とジャイアンツ球場》プロ1年目の93年1月14日に入寮し、翌15日に旧室内練習場で初練習。同年は開幕2軍で迎え、5月1日の1軍デビューまでジャイアンツ球場を拠点に練習を重ねた。また同年オフには同球場で行われた選手会主催の野球教室に参加。小中学生にフルスイングの大切さなどを伝え「教えるのって難しい」と感想を述べた。引退後は14年4月1日に2軍戦を視察するため11年ぶりに訪れ、15、17、23年には自身の財団による野球教室を開催。フリー打撃で自ら打席に立ったり、打撃投手や質疑応答などで交流を深めた。昨年5月7日にジャイアンツタウンスタジアムで始球式を務めた際に立ち寄ったのが最後だった。

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