ドジャースのウォルター・オーナー「何があっても売らない」 サラリーキャップ導入でも強豪維持に自信

[ 2026年10月29日 07:57 ]

大谷翔平の入団会見で記念撮影するドジャースのウォルターオーナー(24年撮影)
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 ドジャースのマーク・ウォルター・オーナー(66)が、球団売却説を明確に否定し、今後も積極的な投資を続ける方針を示した。米紙「カリフォルニア・ポスト」電子版が28日(日本時間29日)、ジャック・ハリス記者による独占インタビューを報じた。

 「何があっても球団を保有し続ける。今後10年以上にわたって勝ち続けるつもりだ」。

 ウォルター氏は2012年にドジャースを買収し、豊富な資金力を背景に強豪球団へと育て上げた。しかし、傘下の保険会社から関連企業への融資を巡り、昨年から米司法省と証券取引委員会(SEC)の捜査対象となっている。7月に捜査が表面化すると、NBAレイカーズの保有株式を球団評価額125億ドル(約2兆円)で売却。さらにイングランド・プレミアリーグのチェルシーの株式も手放す手続きを進め、ドジャース売却の憶測が広がった。

 だが、ウォルター氏は「レイカーズの売却はドジャースとは全く関係がない」と強調。今季のナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗したチームについても「明白な弱点は見当たらないが、改善の余地は常にある。チームを強くするためにあらゆる方法を検討する」と、補強への意欲を示した。

 注目されるのは、今オフの労使交渉への見解だ。大リーグ機構側はサラリーキャップ導入を求めているが、ウォルター氏は賛否を明らかにしなかった。ただ、支出制限が厳しくなっても競争力を維持できると自信を示した。「重要なのは、お金を使うことだけではない。われわれのファーム組織は強く、選手育成も極めて重要だ。どのような競争条件でも、エリート球団であり続けられると思う」。アンドルー・フリードマン編成本部長も、ウォルター氏の資金面での支援と積極性は「他に例を見ないほど」と評価。ウォルター氏は「来季だけでなく、今後10年、さらにその先の何十年も勝ち続けたい」と、長期的な球団経営への決意を語った。

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