オリックス・平野2軍監督が“鬼になる” ファームも「勝利至上主義」徹底、怠慢プレーも撲滅指令

[ 2026年10月31日 05:05 ]

2軍監督に就任し、岸田監督(左)と握手をかわす平野2軍監督(撮影・平嶋 理子) 
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 オリックスは30日、平野佳寿投手兼任コーチ(42)の2軍監督就任を発表した。背番号は81。今季限りでの現役引退から即就任となり、2軍でも「勝利至上主義」を宣言した。

 「若い子も多いので、失敗を恐れずにやってくれたらいい。でも、やっぱり2軍でも勝たなきゃいけないと僕は思っています」

 日米通算21年間で258セーブと205ホールドを記録し、オリックスの選手として初の名球会入りを果たしたレジェンドの言葉は熱が帯びた。「しっかり勝ちにこだわるよう選手に伝えていければいいし、僕たち監督、コーチも同じベクトルを向いてやることが大事。厳しさを持ってやっていかないと」。今季2軍はファーム・リーグ西地区2位ながら54勝57敗8分けで勝率・486。首位のソフトバンクとは12ゲームの差があった。勝ち癖の習得へ、選手には怠慢プレーの撲滅を求めた。

 「全力プレーはしてほしい。当たり前のことを最後までやることが一番。1軍もそうなので」

 フェニックス・リーグでは今シーズン同様にベンチ入りし、風岡2軍監督のそばで研さんを積んだ。05年ドラフト同期入団の岸田監督も「心配していません」と全幅の信頼を寄せる。2軍の新指揮官も「岸田監督が優勝できるように、選手の底上げがメイン。その力になれるよう、仕事を全うしていきたい」と約束。引き締まった表情で、盟友を支える決意を込めた。(阪井 日向)

 ◇平野 佳寿(ひらの・よしひさ)1984年(昭59)3月8日生まれ、京都府出身の42歳。鳥羽では2、3年春に甲子園出場。京産大から05年大学・社会人ドラフト希望枠でオリックスに入団。11年に最優秀中継ぎ投手、14年に最多セーブに輝いた。17年オフに海外FA権を行使しダイヤモンドバックスへ移籍し、マリナーズを経て21年にオリックスに復帰。不動の守護神としてリーグ3連覇に貢献した。23年に日米通算250セーブを達成して名球会入り。1メートル86、90キロ。右投げ右打ち。

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