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“バム”が6回KOで3階級制覇 次は尚弥戦?「準備はできている」 プロモーター豪語「誰が相手でも…」

[ 2026年6月14日 13:43 ]

プロボクシングWBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦   ジェシー・ロドリゲス(米国、帝拳)<6回KO>王者 アントニオ・バルガス(米国) ( 2026年6月13日    米アリゾナ州グレンデール デザート・ダイヤモンド・アリーナ )

ジェシー・"バム"・ロドリゲス(ロイター)

 前WBA・WBC・WBO3団体統一世界スーパーフライ級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(26=米国、帝拳)がバンタム級初戦でWBA世界同級正規王者アントニオ・バルガス(29=米国)に6回KOで勝利し、世界3階級制覇を達成した。戦績はロドリゲスが24戦全勝(17KO)、バルガスが19勝(11KO)2敗1分け。

 転級初戦でも別格の強さだった。序盤は自身より3センチ高い、1メートル66の正規王者バルガスのフィジカル、手数にやや苦戦。それでも4回からさらにプレスを強め、相手のサイドに回りながら左フック、左アッパーを繰り出した。5回には強烈な左フックを見舞うと、間を置いてバルガスがダウン。再開後も回転力を生かす攻撃を見せ、6回にも強烈な左カウンターで2度目のダウンを奪取。キャンバスに沈んだバルガスをレフェリーがカウントアウトし、6連続KO勝利を飾った。

 黒のベルトを肩にかけたロドリゲスはリング上で「全てがうまくいったよ。バルガスはパンチもあったが、6回に仕留めることができてよかった。26歳で3階級したんた、うれしいよ」と笑みを浮かべた。

 米老舗専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)4位のロドリゲスは、同1位の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)の次戦相手候補にも浮上。PFP対決は来年1月の日本開催も報じられている中、インタビュアーから井上戦について問われると「誰が相手でも関係ない。どこでも戦う準備はできている」と自信満々に話した。

 ロドリゲスのトレーナーを務める、ロベルト・ガルシア氏は井上尚戦の前にバンタム級でもう1試合行う構想を明かしており、WBC王者の井上拓真(大橋)、WBO王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)との対戦を希望している。同級にとどまり、次戦でのメディナ戦を示唆したプロモーターのエディー・ハーン氏は、尚弥―ロドリゲス戦について「PFPトップ同士の対決。避けられない試合だ」と強調。その上で「バムはバンタム級でもスーパーバンタム級でも負けない。相手が井上尚弥であってもだ」と豪語した。

 一方でWBAは正規王者となったロドリゲスに対し、試合後6カ月以内にWBA休養王者・堤聖也(30=角海老宝石)と団体内統一戦を指令しているという。

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