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日本最速タイ5戦目で世界王座奪取へ 吉良大弥「ミスしなければ面白くもならないくらい圧倒できる」

[ 2026年7月28日 17:26 ]

会見に臨む吉良(撮影・西海健太郎)
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 プロボクシングWBA世界ライトフライ級1位・吉良大弥(23=志成)とWBA世界ミニマム級2位・石井武志(26=大橋)がともに世界初挑戦するダブル世界戦が、9月2日に横浜BUNTAIで開催されることが28日、発表された。同級2位の元同級正規王者カルロス・カニサレス(33=ベネズエラ、28勝20KO3敗1分け)と王座決定戦に臨む吉良が勝てば、田中恒成(引退)に並ぶ日本男子最速記録となるプロ5戦目での世界王座獲得となる。

 世界初挑戦となる吉良が見据えているのは記録よりも、世界のベルトだった。「決まるときまでは意識していたが、近づいてきたらベルト巻くこと以外に思い入れはない」

 当初はWBA&WBO統一王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)への挑戦を予定していたが、同王者が負傷したため、急きょ相手が変更となっていた。「先週か先々週くらいに聞いた」という吉良だが「サンティアゴ戦に向けて対策していたことを、カニサレス戦にも当てはめられる。相手のスタイルは違うが、自分へのダメージは少ない」と強調。これまで田口良一(引き分け)、小西伶弥(3○0判定)、寺地拳四朗(0●2判定)と対戦経験があり、日本人を熟知する選手だが「僕がミスをすれば面白い試合になると思うが、ミスしなければ面白くもならないくらい圧倒できる。どこかで倒したい」と堂々のKO宣言も飛び出した。

 5月2日の東京ドーム興行では大先輩の背中に刺激を受けた。東農大とジムの大先輩である井岡一翔(志成)は世界5階級制覇を懸けてWBC世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)に挑戦も、2度のダウンを奪われるなど0―3判定負けを喫した。幼少期からテレビで見続けてきた、憧れの存在が完敗を喫した姿には「悲しかった」と言うが「その分、僕がこれからを背負いたい」と覚悟を口にした。

 その大先輩からは常々「世界チャンピオンになってからがスタート」と言葉をかけられてきた。志成ジムは24年7月から世界戦は7戦未勝利。現在は王者が不在だが「個人的な勝ちたい思いはあるが、大先輩の背中を見せてもらった。今はベルトがジムにない。一番年下の僕がベルト持って返りたい」と意気込んだ。

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