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富施郁哉が2年3カ月ぶりに日本バンタム級王座復帰 「銀次朗と優大にベルトを」

[ 2026年10月4日 00:35 ]

プロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ10回戦 同級1位・富施郁哉(ワタナベ)《判定》同級王者・栗原慶太 ( 2026年10月3日    東京・後楽園ホール )

勝者のコールに喜ぶ富施(左)とうなだれる栗原(右)
Photo By スポニチ

 日本バンタム級タイトルマッチは、同級1位・の富施郁哉(28=ワタナベ)が、王者・栗原慶太(33=KODLAB)を3―0の判定で下し、2年3カ月ぶりの王座復帰を果たした。

 前半はサウスポースタイルからの左ストレートを的確に当て、5回終了時の公開採点でフルマーク2人、3ポイント差1人の3―0でリードした。だが、左拳を痛めた後半はペースが落ち、7回から栗原の攻勢に後退する場面が目立った。

 採点は3者とも96―94の3―0。まぶたをカットした左目を大きく腫らせた富施は「栗原さんの気持ちもパンチも強くて、痛かった」と5歳年上の王者をたたえ、王座復帰にも「うれしいけど、ボロボロで」と病院に向かった。

 2024年7月に、現WBAバンタム級王者・増田陸(帝拳)に敗れて王座を陥落した。25年2月には、当時の王者・梅津奨利(三谷大和スポーツ)に挑戦したが引き分け「ボクシングを辞めようと思った」と言う。

 左拳を痛めた後半、セコンドから「銀次朗と優大にベルトを持って行こう」と言われ、奮起した。リング禍で引退した元IBF王者・重岡銀次朗さんと、その兄の優大さんは、ワタナベジムの同門。今は熊本で過ごす重岡兄弟の元へ。富施は、その思いも背負って前半の貯金を守り切った。

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