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フェザー級の新星・武藤涼太が初防衛 亡くなった神足さんの教えを胸にTKO

[ 2026年10月4日 00:08 ]

プロボクシングWBO―APフェザー級タイトルマッチ10回戦同級王者・武藤涼太(松田)《TKO5回2分48秒》同級14位ヴァン・ハイ・グエン(ベトナム)  ( 2026年10月3日    東京・後楽園ホール )

防衛に成功した武藤涼太(中央)、左は神足トレーナー、右は松田会長
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 WBOアジアパシフィック(AP)フェザー級王者・武藤涼太(21=松田)が、ヴァン・ハイ・グエン(ベトナム)を5回2分48秒、レフェリーストップによるTKOで下し、初防衛に成功した。グエンは前日計量で300グラムオーバーし、グエンが勝っても王座は空位になる変則タイトル戦として行われた。

 ベトナム国内王者などアマチュアの実績が豊富なグエンの堅いガードを攻めあぐねた武藤だが、防御一辺倒の相手を上下のパンチで一方的に攻め、5回に見かねたレフェリーが試合を止めた。

 武藤は「もう少し決める、まとめる場面がほしかった」と反省した。5月に当時、世界ランク1位だった王者・藤田健児(帝拳)を7回TKOで破り、一躍、表舞台に躍り出た。その試合は初回から攻めて出たが、この試合前は「カウンターを準備していた」と神足昌治トレーナーは言う。相手が打ってこなかったため、成果は見せられなかったが「集中力を切らさずにできた」と武藤は収穫も口にした。

 21歳のホープの今後について、松田紘太会長は「チャンスがあれば、フェザー、スーパーバンタムのどっちでも」と世界を見据える。だが「まだまだじゃないですか」と防衛を重ねてキャリアを積む意向だ。

 神足トレーナーの弟は、25年8月にリング禍で亡くなった茂利さん。この日の勝利後のリングで遺影を掲げた。武藤は「僕のボクシングは、神足トレーナーと茂利さんから教えてもらった。自分の中にそれを入れていきたい。感謝、成長を思いながらやっている」と話した。

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