仁科仁美 映画デビュー作で家族共演

[ 2008年2月17日 06:00 ]

映画「ヒカリサス海、ボクノ船」で映画初出演初主演を果たす仁科仁美

 俳優松方弘樹(65)と女優仁科亜季子(54)=98年12月離婚=の長女で、タレント仁科仁美(23)が銀幕デビュー作で初主演する。今夏公開の映画「ヒカリサス海、ボクノ船」(監督橋本直樹)で、母亜季子と兄克基(まさき、25)とも初共演。仁科ファミリー勢ぞろいで、華々しいデビューとなりそうだ。

 1メートル64、上から83、60、85のスタイルで、これまでモデルとしても活躍。父方も母方も俳優家系の仁美は、デビュー5周年で銀幕デビューを果たす。
 映画はすでにクランクインし、最愛の弟を失い、心に深い傷を負った奈々子を演じた。先月、茨城県で行われた撮影では、極寒の海に心中を試みるシーンにも体当たり。新人ながら、橋本監督とも意見を重ね合ったといい、橋本監督は「感覚というか、きゅう覚というか、彼女の生まれながらに持っているものが芝居に表れていた」と評価する。
 亜季子は母親役で出演。私生活でも都内の自宅で母子2人で暮らしており、友だち感覚で恋愛の話をするというが、撮影現場ではアドバイスの一つもなかったという。
 仁美は「ベテラン女優と新人として向き合いました」ときっぱり。「母は母で役にのめり込む性格で、私は私でいっぱいいっぱい。身近にいるだけで安心できる部分もありました」と振り返る。兄の克基からは「頑張れよ」と何度も励まされた。
 98年12月に松方と亜季子が離婚。これを機に女優復帰した母の演技が、女優を目指すきっかけだった。舞台で初めて見た時に「生き生きしていてかっこいいと思った」と話す大きな瞳は、若い頃の亜季子そっくり。女優として「自分らしさを出しながら、違う人になりきりたい」と抱負。コメディーやヤクザ映画にも挑戦したいといい「父とも共演したいですけどね。でも“気になって仕事どころじゃない”って言うと思います」と笑った。

 ◆仁科 仁美(にしな・ひとみ)本名同じ。1984年(昭59)11月1日、京都府出身の23歳。03年ロッテ「CRUM」のCMで芸能界デビュー。06年下着メーカー「トリンプ」の14代目イメージガールを務める。04年NHKのドラマ「御宿かわせみ」で女優デビュー。趣味はスカッシュ、日本舞踊、水泳。血液型A。

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