五輪賛成!反対!広島のサッカー会場“真っ二つ!”
広島、長崎市が2020年の夏季五輪招致の意向を表明した11日、広島市内のコカ・コーラウエスト広島スタジアムには、サッカーの天皇杯全日本選手権2回戦に出場したサンフレッチェ広島の応援に、3485人のファンが詰め掛けた。「ぜひやってもらいたい」「絶対に反対」。招致をめぐるスタンドの反応は、賛成と反対の真っ二つに割れた。
「平和や核廃絶を訴えることができる」と地元開催の意義を強調したのは、自営業の高橋領さん(32)。「東京はテーマが乏しいと言われた。広島なら可能性は低くないと思う」と期待した。入場整理のボランティアで訪れていた沖重明さん(62)は「ぜひやってもらいたい。日本や広島の景気もよくなると思う」と、経済波及効果の観点から賛同を示した。
招致に反対する意見は、市や国による財政出動を危惧したものがほとんどだった。会社員の松岡克征さん(34)は「やらない方がいいと思う。施設をつくるお金はどうするのか。アジア大会で使った会場だけでは到底、対応できない」と否定的。会社員の竹本武司さん(36)は「招致には莫大な金が必要。広島には来てほしいが、駄目だった時の説明がつかない」と話した。












