女子プロ競技最年少Vの高橋恵、初日は4位

[ 2010年8月7日 06:00 ]

初日を終えた佐久長聖・高橋恵

 スポニチ主催の文部科学大臣杯争奪平成22年度全国高等学校ゴルフ選手権第54回個人の部・全国中学校ゴルフ選手権第54回個人の部第第1日は6日、茨城・常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブと笠間市の宍戸ヒルズカントリークラブで行われ、中学女子は先月、日本の女子プロ競技史上最年少記録の13歳で優勝した高橋恵(長野・佐久長聖2年)が3オーバーの75で、首位の立浦葉由乃(愛知・尾張旭西2年)から3打差の4位につけた。高校男子は松原大輔(茨城・水城1年)が66で首位。高校女子は連覇のかかる福田真未(福岡・沖学園3年)が67、中学男子は伊藤誠道(神奈川・湘洋3年)が68で、それぞれ首位に立った。

 プロ相手に見せた爆発力も、この日は不発だった。先月8、9日に行われたステップアップ・ツアー、ANAプリンセスカップで13歳の史上最年少V。7月20日に14歳となった“スーパー中学生”高橋は1バーディー、4ボギーの75で第1日を終えた。
 「(優勝した)あの時は、プレー中は周りに何も見えなかった。終わってからお客さんが見えたくらい。きょうは自分のゴルフをするので精いっぱいでした」。アイアンがピンに絡まず、最後まで調子は上がらなかった。だが、持ち味は1メートル72の体格を生かして260~270ヤードとプロ顔負けの飛距離を誇るドライバー。首位との3打差を一気にひっくり返す可能性を秘める。「勝ちたいという気持ちが前より強いんです。あしたは60台を当然、狙います」。優勝を懸けて最終日にすべてをぶつける。

 <中学女子 立浦粘って首位>イーブンパーの72で回った立浦が、高橋らを抑えて首位に躍り出た。13番でティーショットをバンカーに入れてボギーも、14番でバーディーを奪い返すなど粘り強いプレーが光った。首位発進にも「プレッシャーになりそう。あしたもいつも通りプレーします」と自然体を強調。「オチョアみたいな、プレーがきれいな選手になりたい」と目を輝かせていた。

 <中学男子 伊藤唯一の60台>春夏連覇を狙う伊藤が68をマークして首位に立った。アウトスタートから14番パー5で7メートルのイーグルパットを沈めると、15番パー4でも4メートルのフックラインを読み切りバーディー。ただ一人の60台で上々のスタートを切った。昨年7月の日本アマで2位に入り脚光を浴びた。「春の優勝から不安定なプレーが続いたけど、勝って景気づけにしたい」と気合十分だった。

 <高校女子 福田連覇に王手>昨年の覇者・福田が6バーディー、1ボギーの67で回り、連覇に王手をかけた。好調なショットを武器に、4つのロングホールすべてでバーディーを奪取。団体戦でも自己ベストの65をマークして優勝に貢献するなど絶好調だが「7月にスイングを変えたら楽に打てるようになった。優勝へ集中したい」。01、02年に連覇した宮里藍以来の快挙に挑む。

 <高校男子 松原66絶好発進>松原大輔が6バーディー、1ボギーの66で首位に立った。前半のインは1アンダーだったが、アウトでは3~4メートルのパットをことごとく沈めて31。「パットも良かったんですが、ドライバーに不安がなくなったことがいいスコアにつながったと思います」。大阪の東住吉から「関東の学校でゴルフを続けたい」と茨城・水城に入学。甲子園出場を決めた野球部に刺激され「僕らも頑張らないといけない、という気持ちになっています」と1年生Vを誓っていた。

 ▼11位・浅地洋佑 逆転の可能性は十分あると思います。チャンスは確実に取らないと届かないので、カギになるのはパターです。(トップと4打差も春夏連続V狙う)

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