【高校バスケ】福岡大大濠が史上7校目連覇 U18トップリーグと2冠 白谷「思い切ってプレーできた」

[ 2025年12月30日 05:30 ]

バスケットボール全国高校選手権 男子決勝   福岡大大濠97―71東山 ( 2025年12月29日    東京体育館 )

<東山・福岡大大濠>表彰式で喜びを爆発させる福岡大大濠の選手たち(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 男子決勝が行われ、福岡大大濠が東山(京都)を97―71で退け、史上7校目の連覇で5度目の優勝を果たした。U18トップリーグとの2冠達成。前半から2年生エースの本田蕗以(ろい)、14得点15リバウンドをマークした1年生の白谷柱誠(ちゅそん)ジャックを中心に多彩な攻撃を仕掛け、ゲームキャプテンの榎木璃旺(りお、3年)は両チーム最多の22得点した。東山の初優勝はならなかった。

 ここまでの5試合で1桁得点だったゲームキャプテンの榎木が、決勝戦でチーム最多の22得点を決めてチームを連覇へと導いた。

 「この大会期間中、最初から調子が上がらず苦しかったです。しかし昨日の夜自分と向き合って、今までやってきたことを信じて、自信を持ってやろうと臨みました」

 1年からコートに立ち、逃げたくなる時もあった。それでも片峯聡太コーチの「このチームのガードはお前だ」という言葉から少しずつ自信を持てるようになり“全ての試合で勝つ”と強い気持ちを手に入れ、9本中6本の3ポイントシュートをネットに沈めた。

 榎木と同じく三重・四日市メリノール中出身のダブルエースも躍動した。1年の白谷は中央アフリカ出身の父と日本出身の母を持ち、身長1メートル94、体重92キロ。「八村二世」と呼び声が高く今年6月にはフル代表候補の若手の合宿に高校生で唯一招集され、8月は八村が中高生を教えるキャンプにも招かれた。

 決勝は第1Qで2ファウルをとられ早々にベンチへ下がったが、第2Q途中からコートに戻るとチーム最長の26分36秒出場し、14得点15リバウンド。大会4度目のダブルダブルに「思い切ってプレーできた。どの世代でもNo・1と呼ばれる誰にも止められない選手になりたい」と笑う。
 白谷が不在だった時間は本田が躍動した。セネガル人の父を持つ背番号14は第2Qに豪快なダンクシュートで2桁10得点目をマークするなど、白谷を上回る16得点。「試合の入りから自分らしい思い切りのいいプレーができた」とにやりだ。

 片峯コーチは「優勝すると決めて、決意と覚悟の上で全てを逆算して臨んだ。真面目でひたむきな3年と、能力の高い1、2年が融合できて素晴らしい形になった」と総括した。本田、白谷が残る新チームは史上4校目となる3連覇の期待を背負う。白谷は言った。「この舞台を経験している一人として、新しく入ってくる1年生や同級生に影響を与えられるように、自分から声かけをしたい」。力強い言葉は黄金時代の到来を予感させた。 (昼間 里紗)

 ▽優秀選手賞 吉岡陽、本田蕗以、白谷柱誠ジャック(以上、福岡大大濠)、佐藤凪、中村颯斗(以上、東山)

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年12月30日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->