【全国都道府県中学生相撲選手権】体重90キロの隍元哉が日本一!大型選手を次々撃破 兄は幕下の太秦

[ 2026年8月10日 13:50 ]

全国都道府県中学生相撲選手権の個人戦無差別級で優勝した隍元哉
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 全国都道府県中学生相撲選手権大会が9日、東京・両国国技館で行われ、全国の予選を勝ち抜いた中学生が個人戦(軽量級、無差別級)と都道府県対抗の団体戦で争った。

 個人戦無差別級は、団体予選1~3回戦で2勝以上を挙げた選手67人(軽量級との重複除く)が出場。今年2月の白鵬杯3位の実績を持つ隍元哉(ほり・もとや、鳥取県・3年)が頂点に立った。身長1メートル77、体重90キロの細身の体格ながら、突き押しや差しての寄り、投げなどで大型選手を次々に撃破。準決勝では、小学生時代に無敵を誇った1メートル90、140キロの岡山裕弥(青森県・3年)を豪快な切り返しで破って場内を沸かせた。決勝は、1メートル84、120キロの金子達紀(岐阜県・2年)と対戦。押し込まれる展開から残して左四つに組み止めると、土俵際で右から逆転の上手投げを決めた。隍は京都府出身で中学から鳥取へ相撲留学。現在大相撲の幕下上位で活躍する注目の若手力士・太秦(うずまさ、17=伊勢ノ海部屋)を兄に持つ。兄と体型は異なるが、軽量ながら中学日本一に輝いた隍元哉にも大きな注目が集まりそうだ。

 昨年度2年生ながら当大会、全中、白鵬杯の3冠を達成したモンゴル出身の“史上最強の中学生”チルグン(鳥取県・3年)は、準決勝で金子達紀に敗れる波乱。2011年の打越奎也(のちの小結・阿武咲)以来史上2人目となる大会連覇は果たせなかった。

 3人制の団体戦は、大貫夏陽(3年)、小松來登(3年)、清水泰我(3年)の柏二中メンバーで構成される千葉県が4年ぶり2度目の優勝。決勝は和歌山県と対戦し、3―0で圧倒した。チルグンと隍を擁する鳥取県は、準々決勝で東京都に1―2で敗れた。


 ▽個人戦 無差別級 準々決勝
チルグン(鳥取県) 押し出し 大貫夏陽(千葉県)
金子達紀(岐阜県) 寄り切り 植木海璃(鹿児島県)
隍元哉(鳥取県) 寄り切り 兵頭竜ノ助(愛媛県)
岡山裕弥(青森県) すくい投げ 浜田晃(石川県)

 ▽準決勝
金子達紀 突き落とし チルグン
隍元哉 切り返し 岡山裕弥

 ▽決勝
隍元哉 上手投げ 金子達紀


 ▽個人戦 軽量級(75キロ未満)準決勝
鈴木蒼司(栃木県) 寄り切り 山城舜(秋田県)
國本七詩(鹿児島県) 押し出し 曽根絢斗(宮城県)

 ▽決勝
國本七詩 つり落とし 鈴木蒼司


 ▽団体戦 準々決勝
東京都 2―1 鳥取県
千葉県 2―1 青森県
和歌山県 2―1 石川県
大分県 2―1 長崎県

 ▽準決勝
千葉県 2―1 東京都
和歌山県 3―0 大分県

 ▽決勝
千葉県 3―0 和歌山県

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