【陸上】サニブラウン「順応するのに時間がかかった」コーチ変更の今季はレース出場ゼロ

[ 2026年10月4日 17:23 ]

参加者に賞状を渡すサニブラウン(撮影・坂本 寛人)
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 陸上短距離のサニブラウン・ハキーム(27=東レ)が4日、都内で取材に応じ、レース出場ゼロだった今季を振り返った。

 「練習へのアプローチの仕方は180度回転するような感じだったので、慣れるのに時間がかかった。練習も含めて型にはまり始めたのが7月くらいだった。今年は世界陸上とオリンピックがなくて良かったなと思うくらい、順応するのに時間がかかった」。今年からマット・ケーン氏に師事。2022年の世界選手権男子110メートル障害銀メダリストのトレー・カニンガム(米国)を育てた新コーチの方針で、トラック練習の前にウエートトレーニングを行うようになった。「最初は体が重すぎて、スプリントにうまく入れなかったり、前と比べてあまり出力が出せなかったり。ずっと陸上をやってきた中で、ウエートを最初にやることは全くなかった。体の規則を変えないといけなかったので、本当に難しかった」。コンディションが上がった7月以降はレース出走を予定していたものの「体の調子が合ってなくて、うまくかみ合わなかった」と回避した。
 一度もレースに出場しなかったシーズンは自身初の経験だったが「これを踏まえて来年さらにレベルアップするためにどうしていけばいいのか、割り出せるようにはなった」と表情は明るい。来年は世界選手権北京大会が控える。「オリンピックを含めて最近は自分の納得いくようなレースができていない。しっかり準備して決勝の舞台で戦って、金を獲って帰ってきたい」と視線を上げた。
 この日は自身が発起人を務める大会を開催し、小学生、中学生、高校生と交流した。走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)もゲスト参加。陸上界のさらなる発展を目指すサニブラウンは「自分自身、学んだことや元気をもらうこともできた」と笑顔で振り返った。

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