【豊洲ランニングまつり】女子の宮原がハーフ&10キロの2冠達成

[ 2026年10月10日 15:51 ]

ハーフの部で優勝を果たした宮原夢さん(撮影・松永 柊斗)
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 「より速く!大和輸送カップ豊洲ランニングまつり」(スポニチ主催)が10日、東京都江東区豊洲の春海橋公園発着のコースで行われた。キッズラン(1キロ、3キロ)、5キロ、10キロ、ハーフマラソンに641人がエントリー。千葉真子さん(50)がゲストランナーとして5キロを走った。ハーフマラソン女子は宮原夢(29)が1時間27分58秒で初優勝を飾った。

 昨年の5キロ覇者の宮原は、距離を伸ばしても強かった。序盤は先行するランナーの背中を追う展開。「久しぶりの長い距離だったので前半は少し抑え気味に入りました」。1周半を過ぎた8キロ付近で力強くトップを奪い返すと、その後は後続を突き放して独走でゴールを駆け抜けた。

 千葉市で歯科衛生士をしている宮原は、都内の代々木公園や皇居を拠点に活動する「WEランニングクラブ」に所属。「優勝できたことは素直にうれしいです!」と白い歯を見せた一方で、「1時間25分台を狙っていたので、もうちょっとタイムを出したかったのが本音ですね。現状が知れたので良かったです」と悔しさものぞかせた。

 中学・高校時代は陸上部で1500メートルや3000メートルに取り組んでいたが、高校卒業後は10年近く走っていなかった。27歳の頃に再び走り始め、「1人だとつまらない」と現在のランニングクラブの門を叩いた。仲間と切磋琢磨(せっさたくま)する中で眠っていた才能が開花し、フルマラソンでは2時間51分39秒の“サブスリーランナー”へと進化を遂げた。

 この日はハーフマラソン優勝の喜びに浸ってから、10キロにも出場。「後半は脱水症状になりかけてペースが落ちてしまいました」というものの、39分36秒で優勝し、2冠を達成した。昨年は旧姓の金子での5キロ優勝。直後の11月に結婚して宮原となり“金子でも金、宮原でも金”を成し遂げた。

 次のターゲットは、自己記録更新を狙う来年の大阪国際女子マラソン。「今の力ではまだまだですが、ベストを超えたいです」。驚異のスタミナで豊洲を駆け抜けた29歳が、冬の大阪路に弾みをつけた。

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