【ゴルフ】蛭田みな美「優勝すれば一発」 3年ぶりVとTOTOジャパンクラシック出場へ前進

[ 2026年10月17日 04:41 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース第2日 ( 2026年10月16日    千葉県 東急セブンハンドレッドクラブ=6717ヤード、パー72 )

12番、ティーショットの行方を見つめる蛭田みな美(撮影・会津 智海)
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 ツアー1勝でメルセデスランク37位の蛭田みな美(29=YUASA)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算11アンダーで首位をキープした。パットが好調で3年ぶりの優勝と国内唯一の米女子ツアーを兼ねた11月のTOTOジャパンクラシック出場にも前進した。ホステスプロで国内ツアー7勝の古江彩佳(26=富士通)も66で回り、首位に並んだ。

 会心のロングパットを沈め、蛭田は思わず表情を崩した。9番のグリーン上。15メートルの右に曲がるスライスラインを完全に読み切る圧巻のバーディー。パットの好調さが好スコアを支える。「良い意味でノンプレッシャーでやっていた。首位で折り返してうれしい。(前半の自己評価は)88点!(末広がりで)縁起が良いと思って」とちゃめっ気たっぷりに笑った。

 再浮上のきっかけは根性論だ。夏以降、悩みの種だった2メートルのスライスラインのパット練習をひたすら繰り返した。平田智パット専門コーチの指導も受け、基礎に立ち返った。不安定だったスライスラインも初日からを次々とねじ込んできた。現在メルセデスランク37位で50位以内のシード復帰も濃厚。「前よりは優勝が狙えるゴルフができている」と手応え十分だ。

 今大会後のランク35位以内が国内唯一の米女子ツアーを兼ねたTOTOジャパンクラシック出場権を得る。「所属先の方から“プロアマに出るから会おうね”と言われているんです。ビッグトーナメントなので2つのモチベーションがある」と笑う。米ツアーの有資格者(山下美夢有、竹田麗央)を除けば蛭田は35番目。ギリギリの圏内だが「終わらないと分からない。優勝すれば一発だと思う」と視線を上げる。

 残り2日。アマ時代の19年を含め、過去3度の優勝を誇る米ツアー組の古江としのぎを削ることになる。同組で回った22年は古江が優勝しただけに「食らいつきたい」。23年8月のCATレディース以来の2勝目へ、癒やし系の29歳が表情を引き締めた。 

 《古江も並んだ!》古江が今大会4度目の頂点へ猛チャージを見せた。後半1番パー5で残り82ヤードの3打目を3メートルにつけて波に乗り、後半だけで3度の2連続バーディーをマーク。「気づいたら(首位)という感じだった。後半はロング、ミドルパットが良かった」と語った。ホステスプロとして「良いイメージはある。プレッシャーに勝っていかないと」と意気込んだ。

 《吉田鈴 攻めのイーグルで8位浮上》46位から出た吉田鈴が攻めのゴルフで8位に浮上した。3番では残り148ヤードの2打目を7Iで沈めるイーグル。ボギーなしでこの日全体トップの7アンダーとした。今季2勝で「大きくステップアップしている」と感じる一方で、タイトルをさらに重ねることで成長できると信じる。「優勝回数でしか、その人の実力を表せないと思う。2位より優勝に価値を感じている」と気合を入れ直し、後半に向かう。

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