打撃不振も努力は怠らないベッツ「自分が今どこにいるのか、何が必要なのかを探す過程。それが一番好き」

[ 2025年7月20日 08:40 ]

ドジャース・ベッツ(AP)
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 ドジャースのムーキー・ベッツ(32)がキャリア最悪の打撃不振についてスポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」に語っている。

 健康な状態でオールスターを迎えながら選出されなかったのは、メジャーでフルシーズンプレーした2015年以降では初めてのことだ。32歳で前代未聞のショートへのコンバートは守備面で一定の成功を見せているものの、バットの方は明らかに不振に陥っている。18日(日本時間19日)のブルワーズ戦でも、ベッツの苦戦は続いた。4打数ノーヒットで最後の打者はベッツだった。

 「ハマると、そこから抜け出せなくなる。深く沈み込むと、そこからの道のりがあまりにも遠くて。うまくなりたい気持ちはあるけど、前と今とではあまりにも違いすぎる。夜と昼ほど違う。こんなに長く、こんなに悪いままなんて、今まで経験がない」

 6月以降、ベッツのOPSは.627、長打はわずか11本。打球はかつてのようには飛ばない。結果を求めるあまり、これまで以上にボール球を振るようになっている。ショートという価値の高いポジションで攻撃の起点になることを期待されたが、実際の成績はwRC+96と、平均を下回っている。打撃は、そもそも調整が難しい。それに加えて、ベッツの小柄な体と、精密に調整されたスイングは、ほんのわずかな狂いでも大きな差となる。彼の強みは、途中で軌道修正できる柔軟な手の動きで、バレル(バットの芯)をピンポイントでボールに合わせられる。打撃コーチのロバート・バンスコヨックによれば、今季のベッツの問題点は「手の始動の位置が安定しない」こと。そのため、スイング全体の細かい構造が少しずつズレている。最近のトレーニング映像では、ベッツが両肘の間にメディシンボールを挟んでスイングする姿も見られた。これは、肘の動きとスイング全体を一体化させるためのドリルだ。

 不調は続くがベッツは努力を続けている。「一つだけ確かに言えるのは、このプロセス自体は大好きなんだ。自分が誰なのか、今どこにいるのか、何が必要なのかを探していく過程、それが大好き。まだ見つかっていないし、それは辛い。毎晩、4タコで終わるのは本当にしんどい。でも毎日打ち込んでる。それが一番好きな時間なんだよ」。

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