DeNA・宮下、待望の甲子園V弾 北海時代に春夏連続出場も初戦敗退 成長示し4連勝導いた

[ 2026年7月21日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7-0阪神 ( 2026年7月20日    甲子園 )

<神・D>5回、右越えソロを放った宮下(撮影・岸 良祐)
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 待望の甲子園初勝利だった。5回先頭。DeNAのドラフト3位・宮下が、虎党で埋まる右翼ポール際に決勝弾となる先制3号ソロを放った。大竹のツーシームを捉え「完璧だった」と振り返る会心の一発に「打った時の静まり返り方がちょっと独特というか、初めて経験」。プロ野球選手になったことを改めて実感する瞬間だった。

 17歳の夏に悔しさの中で思い描いた「未来予想図」を、5年後に実現させた。北海(北海道)では3年時に主将を務め、春夏連続で甲子園に出場した。ともに初戦で神戸国際大付(兵庫)に敗れた。「あっという間すぎてあまり記憶がないんです」と振り返る最後の夏は、「4番・遊撃」で2安打を放つも1―2で惜敗。早々と聖地を去ることになったが「プロになってここで活躍したい。セ・リーグの球団に入って、また甲子園でプレーする」と心に誓った。

 「北海の宮下」が「DeNAの宮下」として5年ぶりに甲子園の土を踏んだ。7回のジェット風船をグラウンド目線で体感し「みんな(風船を)持ってるんだ…」とプロならではの感動も味わった。4万2644人の大観衆の中で勝利の立役者になり「ちょっと大人になってここに帰ってこられた」と成長を実感する特別な日になった。

 4連勝で3位ヤクルトに2ゲーム差に迫った。「高校時代は(甲子園で)勝ったことがなかったので。自分のホームランで勝利に導けたことが凄くうれしい」。若い選手が躍動すればチームは勢いづく。前半戦も残り5試合となり、Aクラスでの折り返しも見えてきた。(重光 晋太郎)

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