【球宴】全セ・大山悠輔 球宴7戦目でニコニコ1号 珍しガッツポーズも「いろんな意味で楽しめました」

[ 2026年7月29日 01:15 ]

マイナビオールスターゲーム2026   全セ5―7全パ ( 2026年7月28日    東京D )

<全セ・全パ(1)>8回、2ランを放ち、キャベッジ(左)と大城(中)に笑顔で出迎えられる大山(撮影・五島 佑一郎)  
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 豪快なフォロースルー見せた後、全セの大山(阪神)は本塁打を確信した。打球が左翼席に着弾するのを見届けると、右手でバットを高く掲げたまま、満面の笑みを全セ側の一塁ベンチへと向けた。普段は宿敵・巨人の本拠・東京ドーム。シーズン中は大山のアーチに静まり返る右翼席も、この日ばかりは大歓声で沸いていた。

 「(右翼席からの歓声は)うれしかったです」

 4点を追いかける8回1死二塁。全パの6番手・横山の、内角低めへナチュラルにシュートする直球を捉えた。自身球宴7試合目、17打席目で初本塁打、初打点。2位に30万票以上の差をつけてファン投票一塁手部門1位で選ばれた男が、その期待に応えるアーチを見せた。

 「いろんな意味で楽しめました。いろんな話もしたし、すごく収穫のある、勉強になった試合にもなりました」

 シーズン中の背番号3は、ほとんど試合で笑みを見せることはない。ガッツポーズを見せ、後に反省したこともあるほど、気の緩みは皆無だ。ただ、今はプロ野球の祭典。事前に「シーズンとは違った雰囲気、試合になる。せっかくだったら楽しもうという気持ちはある」と語っていたように、この日はベンチで「中日大野雄大」のタオルを掲げるなど笑顔が絶えなかった。そして待望の自身球宴1号が飛び出したとき、この日一番の笑みが広がった。

 阪神の複数選手が本塁打を放ったのは、25年の球宴第2戦(横浜)で佐藤輝と近本が競演して以来。今回は佐藤輝との“アベック弾”。シーズンで他球団を恐れさせる4、5番が、この舞台でも本領を発揮した。

 「今後に生かせることもあった。一つ一つの話、言葉を大事にしていきたい」。シーズン後半戦へ向けてのヒントもたくさん転がっていた。あと1日、全ての時間を有効に使い、糧にする。(松本 航亮)

【昨年に続き阪神勢2年連続アベック弾】

 ○…大山(神)が球宴出場7試合目で初本塁打&初打点。初回先制ソロの佐藤輝と本塁打そろい踏みした。球宴同一試合で阪神選手の本塁打競演は00年第3戦の坪井と新庄、02年第1戦のアリアスと片岡、03年第2戦の金本(2本)とアリアス、19年第2戦の近本、原口、梅野、25年第2戦の佐藤輝と近本に続く6度目。

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