ソフトバンク・柳田悠岐 あっぱれ!2打席連発! 同じ広島出身の張本勲さんに「喜んでもらえるように」

[ 2026年9月11日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク3─2日本ハム ( 2026年9月10日    みずほペイペイ )

<ソ・日25>4回、2打席連発となる15号ソロを放つ柳田(投手・加藤貴)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは10日、日本ハム戦で柳田悠岐外野手(37)が3シーズンぶりとなる1試合2発の14、15号を連発し、勝利に貢献。決勝弾は1―1の3回1死で正木智也外野手(26)の放った24号ソロだった。先発の松本晴投手(25)は5四死球と乱れたが5回1失点と粘り、自身初の10勝目に到達。チームは日本ハムに3連勝し、優勝マジックは1つ減り、11となった。

 37歳にして、2打席連続本塁打の離れ業。これで通算9度目だが1、2打席目での連続アーチはプロでは初だった。2本目はフルスイングが身上の野球漫画のキャラクターをイメージしていた。

 「バットの先でしたが、轟雷市(とどろきらいち)のようないいスイングができた」

 2―1の4回1死で加藤貴の3球目チェンジアップをかち上げた。右翼ホームランテラス席に運ぶ15号ソロ。一塁を回ると人さし指を突き上げる。まさにヒーローになりきった。大好きな「ダイヤのA(エース)」に登場する左の大砲が「理想的なスイングの感覚」との理由で推しだ。

 1打席目はもっと衝撃だった。0―0の2回1死で加藤貴の初球シュートを「(球が)まきつけばいいな」との感覚で振り抜くと、打球速度は驚異の180・7キロのライナーで右翼席に突き刺す。確信歩き後にポイとバットを放り投げてゆっくり走り出した。8月22日オリックス戦以来出場14試合ぶりとなる14号先制ソロだった。

 マルチ本塁打は23年5月6日ロッテ戦以来3年ぶり18度目。衰えを知らない。「毎日、いろいろと試してますが、打てば打つだけ稼げるのがプロ野球」と球界を代表するアーチスト気分になった。

 天国から「あっぱれ!」をもらったかもしれない。同じ広島出身の張本勲さんが他界したことを知った。「お話をしたことはないですが同じ広島のレジェンド。自分もいい成績を残せるように。一本でも多く打って喜んでもらえるように」と新たな誓いを立てていた。

 小久保監督は背番号「9」を受け継いだ柳田の健在ぶりに「本塁打で勝った試合。技術の話をしたことがないけど38歳シーズンとは思えないですよ」とうなった。同一カード3連勝で対日本ハムは今季18勝5敗2分けだ。優勝マジックも「11」と着実に減らした。

 リーグ3連覇へのカウントダウンは進む。柳田は「頼りになる後輩がたくさんいますが、少しでも貢献できたらと思っている」。最年長の柳田も十分、存在感を示している。(井上 満夫)

続きを表示

この記事のフォト

「ソフトバンク」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年9月11日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->