ブルワーズ、手術寸前から復活のウッドラフをWS登録 最古参右腕が若手投手陣の精神的支柱に

[ 2026年10月24日 07:49 ]

ブルワーズ・ウッドラフ(AP)

 ブルワーズが、右肩の故障で約3カ月半にわたって戦列を離れていたブランドン・ウッドラフ投手(33)を、レイズとのワールドシリーズ(WS)の出場登録メンバーに加えた。23日(日本時間24日)に米スポーツ専門局「ESPN」電子版が報じた。

 ウッドラフは7月4日のダイヤモンドバックス戦で右肩を痛めて降板。速球は通常より大幅に遅い87マイル(約140キロ)まで低下していた。その後、右肩の炎症と診断され、本人も4年間で2度目となる手術を受ける意向を明らかにした。今季中の復帰は絶望的とみられていたが、手術前の画像検査で患部の回復が確認され、投球練習を再開。約2カ月間のリハビリを経て、今週の実戦形式の登板では速球が92~93マイル(約148~150キロ)まで戻った。「私が大切にしているのは、ただひとつ。勝つことです。ここまでたどり着くには、すべてが完璧に進む必要がありました」とウッドラフは語った。

 2017年からブルワーズに在籍する最古参選手で、オールスターに2度選出。今季も故障前の9先発で防御率2.98を記録していた。マット・アーノルドGMは「私が知るなかでも、大舞台で最も成功し、圧倒的な投球を見せてきた投手のひとり」と高く評価する。

 ただし、登録にはリスクもある。右肩の故障が再発した場合、ポストシーズンの選手入れ替え規則により、代替選手を登録できない可能性がある。それでも球団は右腕チャド・パトリックに代えてウッドラフを選んだ。今季メジャーで最も平均年齢が若いブルワーズ投手陣にとって、ウッドラフは精神的な支柱でもある。

 WS第1戦に先発するジェイコブ・ミジオロウスキーは「ビッグ・ウーは本当に素晴らしい人間。毎日クラブハウスで懸命に取り組んでいる」と敬意を示した。レギュラーシーズンで球団記録の103勝を挙げ、ポストシーズンも7勝1敗と快進撃を続けるブルワーズ。球団史上初の世界一を懸けた大舞台に、経験豊富なベテランが帰ってきた。

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