焦点は大谷翔平の二刀流継続とスクバル再契約 ドジャース覇権奪回へ、米メディアが27年戦力展望を分析

[ 2026年10月25日 07:55 ]

ドジャースの大谷翔平(AP)

 ワールドシリーズ3連覇を逃したドジャースは、2027年に向けてどのようなチームづくりを進めるのか。米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は24日(日本時間25日)、オフシーズンの展望記事を掲載。最大の不確定要素は投手陣にあると分析した。

 記事によると、ドジャースの2027年の契約上の支払い義務総額は3億6225万ドル(約568億円)。このうち1億4220万ドル(約223億円)が後払いとなっている。一方、年俸調停権を持つ選手の予想年俸は、アンディ・パヘスが490万ドル(約7億7000万円)、エメット・シーハンが210万ドル(約3億3000万円)、ギャビン・ストーンが120万ドル(約1億9000万円)などとなっている。

 最大の焦点は大谷翔平の起用法だ。大谷は今季後半、故障に苦しみ、7月3日を最後に登板できなかった。打者として出場を続けたものの、成績は本来の水準を大きく下回った。記事によれば、大谷は手術を回避し、来季には完全な健康状態を取り戻す見込み。二刀流継続の方針に変わりはないが「先発投手としてフル稼働することを目指すのか。それとも別の方法を模索するのか」と問いかけ、運用方法の見直しに注目した。

 もう一つの焦点は、シーズン途中に獲得したタリク・スクバルとの再契約だ。ドジャースは引き留めに強い関心を示すと予想されるが、障害となるのが契約年数だ。同球団は大型契約を積極的に結ぶ一方、超長期契約には慎重で、過去10年間にFA選手と結んだ7年以上の契約は大谷と山本由伸の2件だけ。記事はスクバルなら8~9年契約を獲得できる可能性があると指摘。ドジャースが従来の方針を変えるのか、それともオプトアウト権を盛り込んだ短期契約で合意を目指すのかに注目した。

 もっとも、先発陣の選手層は依然として厚い。山本、ブレーク・スネル、タイラー・グラスノーの3人に加え、今季成長を見せた佐々木朗希、シーハンらが控える。記事は、ドジャースには2027年も優勝を狙える豊富な戦力がそろっていると評価。大谷の二刀流をどう管理し、スクバルの去就をどう決着させるかが、オフシーズンの重要課題になると位置づけている。

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