決勝打のルーキーが語るブルワーズの文化「話しかけられない選手は一人もいない」 一丸で悲願初頂点へ

[ 2026年10月25日 15:11 ]

ワールドシリーズ第2戦   ブルワーズ5―4レイズ ( 2026年10月24日    ミルウォーキー )

7回、決勝の右前適時打を放ったブルワーズのクーパー・プラット(AP)
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 ブルワーズは24日(日本時間25日)、ワールドシリーズ第2戦でレイズを破り、連勝で対戦成績を2勝0敗とした。試合後、決勝打を放ったルーキーのクーパー・プラット内野手(22)がブルワーズの「文化」について話した。

 初回、先頭のディアスの遊ゴロをプラットが一塁へ悪送球。無死二塁のピンチを招くと、先発・アンダーソンは1死二塁からシンプソン、カミネロに連続適時打を許し、5番・ヒックスに右越え2ランを被弾。いきなりの4失点を喫した。

 プラットの失策から始まった大量失点。だが、ルーキーはミスを自らの手で取り戻した。4―4の7回1死三塁、右サイドハンドのケリーのシンカーを巧みに右前に運び、右前に値千金の決勝打。チームメート、そして大観衆で埋まった球場に大興奮を呼び込んだ。

 プラットは今季、メジャーデビューを果たし、レギュラーシーズンでは74試合に出場。打率.281、3本塁打、34打点をマーク。活躍の裏にブルワーズのチームとしての文化があったと語る。「ボールを追わなかったことで、試合途中に交代させられたことがあった。その時、サル(フリリック)の隣に座っていたら“なあ、俺も同じ経験をしたことがある。何度か途中交代させられたよ。でも、同じことを繰り返さなければいい。ここには基準があるんだ。僕たちには僕たちのプレーの仕方がある。大丈夫だよ”と言ってくれた」と振り返る。

 フリリックだけではない。チームリーダーはじめ先輩達が一丸となって様々なことを教えてくれた。「サルやイエリチ、チュラングのような選手が導いてくれて、どうすればいいのか教えてくれるのは、本当に特別なことだと思う。クラブハウスには、話しかけられない選手なんて一人もいないんじゃないかな。それくらい、いいグループなんだ。そういう姿勢は伝染するし、その一員でいられるのは楽しいよ」と笑顔を見せる。

 「誰にでも質問できるんだ。“この場面ではどう考える?”“これについてはどう思う?”と聞けば、答えてくれる。自分が間違えたときにも“こうするべきだったんじゃないか”と教えてくれる。でも、こちらを打ちのめそうとして言うわけじゃない。“さあ、次に行こう。君ならできる”という感じなんだ。特にメジャーに昇格したばかりの頃は、苦しみながらいろいろなことを学んでいたので、本当に助けられた。サル、トゥラン、イエリチのような選手たちは、僕にとって非常に大きな存在だよ」と感謝を口にした。

 44年ぶりに臨むワールドシリーズ。連勝と最高のムードで敵地へと乗り込む。一丸となって頂点まで一気に突き進む。

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