阪神・高橋遥人 先発転向する石井の“弟子入り志願”に「教えれることはないっすね。逆に教えてほしい」

[ 2026年10月30日 05:15 ]

来季は“無双”状態での完走を誓った高橋
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 阪神では23年ぶりとなる沢村賞に輝いた高橋が、来季は“無双”のままシーズンを完走する誓いを立てた。今季は球宴までに11勝1敗と圧倒しながら、後半戦は5勝2敗。最多勝(16勝)と勝率第1位(・842)のタイトルを獲得する立派な数字を刻んでも、達成感は皆無と言える。

 「前半は良かったけど、ああいうのを続けていかないといけない。後半強い人がやっぱりいい。印象的には前半の方が絶対いいので、シーズンを通して、そういう賞にふさわしい投球ができればいい。現状、微妙なので、頑張ります!」

 投手最高の勲章をつかんだとは思えない「遥人節」は健在だった。「村上の方が16勝3敗という可能性があった」と苦笑いし、何度も「微妙」を繰り返し、挙げ句は「凄い賞にマジで見合ってない」と嘆いた。7、8月を除く全てで月間MVPを獲っても「後半も“やっぱり違うな”と思わせられるまではいかなかった。そんな感じ」。無双を貫いてこそ、心から喜べる。

 そんな左腕の刺激となる存在が現れた。来季から先発に転向する石井だ。配置転換された右腕の“弟子入り志願”に対しても「(教えられることは)ないっすね、ないっす!逆に教えてほしい。僕めっちゃケガするんで、教えるなんておこがましい!」となぜか全力で首を横に振った。

 「(石井)大智は凄い。めっちゃ抑えるんだろうな。やっぱ凄いんだろうなって思わされるんだろうな。楽しみですよね?みんな」

 自身も、その能力を認める「ミスター・ゼロ」。27年の背番号29を「無双ロード」へと導く、起爆剤となるかもしれない。(八木 勇磨)

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