井上拓真 念願だった兄・尚弥とのダブル世界戦に向け気合「いい感じに仕上がっている」
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WBC世界バンタム級暫定王者・井上拓真(23=大橋)が29日、横浜市の大橋ジムで正規王者ノルディーヌ・ウバーリ(33=フランス)との王座統一戦に向けて練習を公開した。前日に公開練習を行った兄でWBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26=大橋)と同様に風邪などのリスクを回避するため、会見形式の取材後、10分間限定で公開となったが、髪にWBCカラーである緑のメッシュを入れた拓真は気合たっぷりにシャドーボクシング、ミット打ちを披露した。
拓真にとっては昨年末以来、11カ月ぶりの実戦。「間隔は空いたけど、いい感じに仕上がっている。試合が楽しみ。サウスポー対策がしっかりできて、いい時間になった」と手応え。父の真吾トレーナーも「ウバーリとの対戦が決まった時は厳しいかなと思ったが、この期間にタクがすごく伸びて今は最低でも五分以上になったと思う」と自信をのぞかせた。
ウバーリは五輪に2度出場するなどアマチュアで活躍し、プロでも16戦16勝12KO無敗のサウスポー。年末に暫定王座を争ったタサーナ・サラパット(タイ)も左構えだったため、この1年はスパーリングもサウスポーとばかり。大橋秀行会長によると、9月に米五輪代表候補ジャフェスリー・ラミド(米国)とのスパーを機に大きく成長。大橋会長は「自然体になったというのかな。すごく良くなった」と太鼓判を押した。
今回は念願だった兄・尚弥とのダブル世界戦でもあり、拓真は「キツい時期でも“もうちょっとやろう”という気持ちになる。プラスしかない」と話し、兄から様々な助言をもらったことも明かした。王座統一戦だが、「自分が挑戦者のつもりで立ち向かっていく。厳しい試合になると思うけど、勝って兄に良いバトンを渡したい」と意気込んだ。



















