テレ東社長 村上龍さんを追悼「学ぶことが多かった」 村上春樹氏との対談本持参し思い出語る

[ 2026年10月29日 15:49 ]

テレビ東京
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 テレビ東京は29日、東京・六本木の同局で定例会見を実施。17日に亡くなった作家の村上龍さん(享年74)をしのんだ。村上さんは今年3月まで同局「カンブリア宮殿」に出演。吉次弘志社長は「突然の悲報で我々も驚くと同時に深い悲しみを感じている。インタビュアーとしての洞察力や切り込む力、相手と対峙する姿勢など学ぶことが多かった。謹んでお悔やみ申し上げます」と述べた。

 吉次氏自身、学生時代から村上さんの著書を愛読していたといい、「毎作毎作夢中になって読んでいた」と振り返る。会見には村上さんと村上春樹氏の対談本「ウォーク・ドント・ラン」を持参し、「絶版なのでもう手に入らないもの。当時も面白いと思って読んでいましたが、今回のこともあって昨夜一晩で全部読み直した」と話す。「面と向かって話すようになったのは私が報道局長になってからですが、学生時代は作家と読者として親しんできた。若いころから親しんできた作家さんと番組を通じて知り合い、今こうしてお悔やみのコメントを出す立場になった。感無量に感じるところがあります」と語った。

 同席した取締役・コンテンツ戦略局長の和田佳恵氏は「カンブリア…」立ち上げメンバーの1人。「毎回収録に向けて資料をお渡しするけど、ご自身で調べて質問して下さったり、打ち合わせも刺激的な時間だった。素顔の龍さんはとてもお茶目な人で、もうお会いできないとは思っていませんでした」と声を震わせて追悼した。

 同局は村上さんを悼み、同番組への最後の出演回となった3月26日放送の「村上龍&小池栄子卒業SP 未来をつかむ経営とは?」を再放送することを発表した。放送日時は11月1日正午から。放送20年のスペシャル企画として、過去に出演したゲストの中から厳選したスゴ腕経営者たちの歩みと現在の挑戦を取材し、日本企業の20年の格闘を振り返る。

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