【世界柔道】男子60キロ級・永山竜樹が初優勝!6度目出場で悲願の世界王者 初戦敗退の危機から頂点に

[ 2025年6月14日 02:23 ]

柔道世界選手権第1日 ( 2025年6月13日    ハンガリー・ブダペスト )

<男子60キロ級決勝>優勝した永山竜樹
Photo By 共同

 男子60キロ級パリ五輪銅メダルの永山竜樹(29=パーク24)が、通算6度目の出場で初優勝を果たした。今大会初日に日本勢第1号の金メダルを獲得した。

 初戦(2回戦)はアゼルバイジャンの選手と対戦し、開始22秒で技ありのポイントを奪われたがその後相手が極端な防御姿勢に転じたため指導3つの反則で辛勝した。続く3回戦はバーレーンの選手と対戦。開始2分17秒、右からの大内刈りで有効のポイントを取り、そのまま優勢勝ちを収めた。準々決勝は、シャムシャディン(カザフスタン)と対戦。内巻き込みで先に有効のポイントを取られたが、残り40秒を切った状況で左からの背負い投げで技ありを奪ってまたも逆転勝ちを決めた。準決勝は、アウグスト(ブラジル)と対戦。開始2分40秒、右からの隅落としで有効のポイントを奪い、そのまま優勢勝ちを収めた。

 決勝はヴァラディエ・ピカール(フランス)と対戦。開始2分50秒、左からの袖釣り込み腰で技ありのポイントを奪い、残り30秒となった場面で今度は右からの背負い投げで2つ目の技ありを奪い、合わせ一本で優勝を決めた。

 2018年と2019年で3位、2024年のパリ五輪でも銅メダル。なかなか世界の頂点には手が届かず「まだ世界チャンピオンになれていないので、必ず自分が一番強いということを証明したい」「ロサンゼルス五輪で金メダルを獲るために、この世界選手権で勝つことを考えている」と世界王者への思いを口にしていた。ついに悲願達成。初の世界一を達成した直後、派手に喜ぶことはなく落ち着いた様子で畳を降りた。

 今大会は、優勝候補の海外勢が早々と姿を消す波乱の展開。昨夏のパリ五輪準々決勝で永山に“不可解判定”で勝利したガリゴス(スペイン)は、初戦(2回戦)でシャムシャディンにわずか10秒で一本負けした。3回戦では、パリ五輪銀メダルのムヘイゼ(フランス)と昨年世界選手権優勝のサルダラシビリ(ジョージア)がともに開催地ハンガリーの選手に敗れた。

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