復興へ決意新た 能登半島地震・豪雨の追悼式、午後4時10分に黙とう
2025年1月1日 17時50分 (1月1日 18時10分更新)
能登半島地震と昨年9月の豪雨災害の犠牲者をしのぶ石川県主催の追悼式が1日、輪島市内で開かれた。馳浩知事をはじめ、石破茂首相、岸田文雄前首相ら来賓、遺族の445人が出席。地震発生の午後4時10分に黙とうをささげた。
式辞で馳知事は「復旧・復興への道のりは決して容易ではないが、復興の先にある『新たな能登の未来』を築く強い決意を新たに、全力を傾注し、復興への道を切り開いていく」とあいさつ。石破首相は早期の復興や災害対策の強化を表明し「防災庁の設置などに取り組み、世界一の防災大国にすると固く約束する」と強調した。
穴水町で1890年創業の老舗衣料品店を営み、地震で先代の父洋一さん=当時(82)=を亡くした小林由紀子さん(53)は、遺族代表であいさつに立ち「突然の出来事に悲しみ、絶望感に打ちひしがれた」と声を詰まらせた。父が守り続けた店を失った現実に心が折れそうになったが、地域住民の温かい言葉に支えられ、昨年10月、町内の仮設商店街で営業を再開。「半歩ずつですが、夫と店を守り抜き、地域とともに歩んでいく」。亡くなった父への感謝と、地域への恩返しを誓った。
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