DeNA新助っ人・エンカーナシオン 激走初打点で7カードぶり初戦勝ち「全力で走った結果です」

[ 2026年7月4日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA7-2ヤクルト ( 2026年7月3日    神宮 )

<ヤ・D>延長10回、エンカーナシオンは適時内野安打を放ち、一塁へ激走する(撮影・須田 麻祐子)
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 会心の当たりではなかったが、DeNAの新助っ人・エンカーナシオンが勝利への執念を体現した。延長10回に1点を勝ち越してなおも2死満塁。長い腕を懸命に伸ばし、大西の外角低めスライダーに食らいつくもバットが折れた。遊撃へのボテボテの打球だったが1メートル93、113キロの巨体でヘルメットを飛ばしながら全力疾走。これが適時内野安打となり、相手の悪送球も誘って勝利を決定づける2点をもぎ取った。

 「何とかつないで塁に出ようと思っていた。全力で走るのは野球人としていつも意識していること。全力で走った結果です」

 泥くさい一打には、巨漢スラッガーが大切にする野球哲学が詰まっていた。守備でも持ち味の強肩を発揮する。1点リードの8回1死一、二塁から増田の右前打を捕球すると、ノーバウンドでバックホーム。火の出るような送球で2人目の生還を許さず「勝ち越されそうな場面だったので、自分のスローイングでアウトにできて良かった」と胸を張った。

 連敗を3で止め、7カードぶりにカード初戦で白星を飾った。6月16日の入団会見で「常に100%を出し切る」と約束した。言葉通りの献身的な来日初打点、初補殺に相川監督は「必死にやっている姿というのは今のベイスターズに必要なもの」と目を細める。次は自慢の長打力を見せつけて勝利に貢献する。(重光 晋太郎)

 ≪現在10カード連続負け越し中≫球団ワーストタイの10カード連続負け越し中のDeNAがヤクルトとの初戦に勝利。カード別で初戦に勝利するのは6月5日のソフトバンク戦以来7カードぶりだ。4日、5日のいずれかで勝利すれば球団ワースト記録の更新を阻止できるがどうなるか。

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