若手の年俸左右する「スーパー2」今季は2年134日か 1日の差が明暗

[ 2026年9月16日 06:53 ]

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 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は15日、今オフに年俸調停権を得る「スーパー2」の基準が、現時点でメジャー在籍2年134日になる見通しだと報じた。

 先月時点の予測は2年130日だったが、9月14日までの選手の昇降格などを反映し、4日引き上げられた。メジャーでは原則、サービスタイム(登録日数)が3年に達した選手が年俸調停権を得る。ただし2年以上3年未満でも、直近シーズンにアクティブロースターか負傷者リストで86日以上過ごし、同じ条件の選手の中でサービスタイムが上位22%に入れば「スーパー2」として1年前倒しで調停権を取得できる。通常3回の年俸調停が4回となるため、生涯収入で数百万ドルの差が生じることもある。

 基準は対象選手の登録日数によって毎年変動し、昨年は2年140日、24年は2年132日、23年は2年118日だった。今季の予測ではブルワーズのクイン・プリースター(26)が2年134日でぎりぎり資格を得る一方、ロッキーズのジョーダン・ベック(25)らは2年133日でわずか1日届かない見通しだ。

 その差がどれほど大きいかを示すのが昨年のマシュー・リベラトーレ(26)だ。基準を数日上回ってスーパー2となり、今季年俸は226万ドル(約3億3000万円)。資格を逃していれば、最低年俸に近い約78万ドルにとどまっていたと同サイトは指摘する。

 もっとも制度自体が変わる可能性もある。現行の労使協定(CBA)は12月1日に失効予定で、選手会は次期協定に向け、2~3年の選手のうち調停権を得られる割合を現在の22%から44%へ倍増させることを提案している。今冬に予想されるロックアウトの行方とともに、若手選手の年俸を左右する「スーパー2」も次期労使交渉の注目点となる。

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