山本由伸「四球でもいいので厳しく投げました」 地区S突破へ王手呼ぶ7回10Kの快投

[ 2026年10月7日 10:14 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第3戦   ドジャース3―1ブレーブス ( 2026年10月6日    アトランタ )

ドジャースの山本由伸(AP)
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 ドジャースの山本由伸投手(28)が6日(日本時間7日)、敵地でのブレーブスとの地区シリーズ(NLDS)第3戦に先発し、7回、98球を投げ4安打1失点の好投。ポストシーズン(PS)では自身初の2桁となる10三振を奪ってPS通算8勝目を挙げた。ドジャースはこれで地区シリーズ突破に王手をかけた。

 「1勝1敗でこのシリーズきてたので、とにかく今日は流れが左右する1試合だったので、その中で良い集中力でマウンドに上がれたと思います。いつも通り初回から思い切りいきましたし、4回にはピンチになったので、ホームランを打たれたら逆転に場面もあったので、四球は出しましたけど、それでもいいぐらい厳しく厳しく投げました」と振り返り、セールとの投げ合いについては「前回、僕が先制点取られてそのまま負けてしまったので、今日は先制点の部分をすごく意識しました。チームメートが先に3点取ってくれたので、そこでさらに思い切っていけるようになりました」と笑顔で振り返った。

 左腕セールとのエース対決。試合前、外野で調整する山本に、セールは帽子に手をやって頭を下げた。そして山本も右手人さし指を出しながら、頭を動かした。互いをリスペクトする、場面があった。

 1点の重みがのしかかった一戦。序盤からすべてのボールを駆使して抑えていった。3回1死からハリスの三塁線へのセーフティーバントでは、反転して一塁へ投げる際に、グラウンドに足をとられながら一塁へ送球した。そんな気迫も球に乗った。

 4回まで2安打無失点で二塁すら踏ませない投球。5回に1死満塁のピンチを背負ったが、ボールドウィンを初球のスプリットで一ゴロに仕留める。この間に1点を失ったが、続く2死二、三塁でアクーニャをカウント3ボール1ストライクから外角低めのスプリットで二ゴロに抑え、最少失点で切り抜けた。6回、7回をいずれも3者凡退に抑え、流れを渡さなかった。

 7回を投げ終え、ベンチに戻った際にはロバーツ監督ほか、ナインからハグの祝福を受けた。最速は97.9マイル(約157.6キロ)で1四球でまとめた。8回はスコット、9回はディアスとつなぎ、逃げ切った。

 セールとは今年8月27日(同28日)の試合で投げ合った。山本は初回、先頭打者に初球を本塁打され、6回1/3を1失点で敗戦投手となった。セールは11三振を奪い、8年ぶりに100マイル超を計測するなど、被安打5で7年ぶり完封勝利を記録。1球の怖さを改めて知る結果となった。「最高の投手ですし、とにかく自分は自分の仕事に集中して投げていきたい」。個人的にも2度も同じ相手に投げ負けるわけにはいかなかった。そのセールは5回3失点で降板。エース対決を制した。

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