【記者の目】男女の体力差どう克服するか 剛腕発揮するためにも、トレーニングが必要かも

[ 2026年10月27日 05:28 ]

西山朋佳新四段 史上初女性の棋士へ

女性初の棋士資格の権利行使を発表し、ガッツポーズで撮影に応じる西山朋佳新四段 (撮影・小田切 葉月)
Photo By スポニチ

 1学年上の西山は雲の上の存在だった。2009年の全国中学生選抜将棋選手権大会女子の部で西山が中学2年生、私が1年生で出場。初の全国大会で予選落ち敗退を喫した私は、見事優勝し表彰される西山に、尊敬のまなざしを向けたことを覚えている。大会後、西山が奨励会に入ったため接点はなかったが、活躍はいつも目にしていた。

 そんな西山がついに、棋士編入の道を選んだ。棋力や実績は十分棋士として戦えると思っている。個人的に懸念しているのは男女の体力差だ。女流棋戦の番勝負の持ち時間の最長は4時間。一方、西山が今後目指す順位戦は6時間で、白熱した戦いは日付が変わるまで指されることも。その他棋戦も予選の段階で4時間以上かかるケースだってある。短い持ち時間の女流棋戦とは違った戦いを強いられることになる。

 アマチュアの私が語るのもおこがましいが、終盤になると頭がぼーっとして何も考えられなくなる時がある。棋士の間でも「夜になると思考力が落ちて手を間違える」という話を聞いた。長い持ち時間を戦い抜くために、男性棋士の間でも筋力トレーニングやランニングなどを取り入れる人も増加中。西山は剛腕ぶりを発揮するためにも、そういったトレーニングを取り入れることも必要かもしれない。 (小田切 葉月)

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「【VIVANT考察】最新ニュースを随時更新」特集記事

芸能の2026年10月27日のニュース

タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->