安治川部屋元マネジャーが配信デビュー 安青錦を支えた坂本明優さんがラップ歌手に

[ 2026年10月13日 16:25 ]

アルバムの制作に取り組む安治川部屋元マネジャーの坂本明優さん(提供写真)
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 大関・安青錦(22)が所属する安治川部屋マネジャーの坂本明優(あきひろ)さん(23)が退職し、再就職を目前にした今月末、ラップのアルバムを配信する。自身のあだ名「もっちゃん」名義による全8曲のうち1曲が「いい相撲だ。」(8月21日に先行配信済み)。月給が支給されるようになることから目標とする新弟子が多い、十両昇進を目前にした幕下上位力士へのエールを歌い上げた。

 安青錦とは2022年4月、ロシアによる母国ウクライナへの侵攻を受けての来日後、12月に入門するまで関大相撲部で共に稽古した。当時主将だった坂本さんは古傷の首が完治せず、競技生活を引退して昨年4月から今年7月まで部屋のマネジャーとして安青錦の快進撃を支えた。

 今回歌詞に使った「さらに上」は安青錦が取材などで再三口にする。「大関になってもまだ満足しない人。“命懸け”も口癖で、ケガでボロボロになってもまだ勝ちたいと。全てが次の日の一番へ向け、24時間を使って準備する人です。ケガで相撲を諦めた身であり、満足しがちな人間なので勉強になりました」と振り返る。

 坂本さんは大学4年から音楽活動に本格的に取り組み、昨年2月は故郷・兵庫県の宍粟市牡蠣まつりで歌った。10月と今年4月に2度、米ロサンゼルスでの音楽と文化のイベントに参加。安治川部屋として現地でちゃんこ鍋を振る舞う中、「いい相撲だ。」をアレンジするラッパーのKUBOTAと知り合った。師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)に相談に乗ってもらった就職活動では無事内定をもらい、11月から再就職するため10月一杯で音楽活動は卒業する。

 「色んな経験をさせてもらってこんなにいい部屋はない。感謝しかない。最後は相撲の歌で、安治川部屋マネジャー生活を締めたいと思います」。安青錦の新入幕直後から大関昇進、陥落、再昇進を共に歩んだ月日を思い返し、アルバムの完成に取り組んでいる。

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