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もがき続ける姿に共感 (5)描く人へ 富山・会社員 早川智裕さん(39)

2025年5月15日 05時05分 (5月15日 10時12分更新)
「描く人へ」の原画を前に「来て良かった」と話す早川智裕さん=金沢市の金沢21世紀美術館で

「描く人へ」の原画を前に「来て良かった」と話す早川智裕さん=金沢市の金沢21世紀美術館で

 富山市の会社員早川智裕さん(39)は、漫画を描く人に向けた最新の短編に「グッときた」と話す。描き続ける苦しみが、こうのさん自身の姿から伝わってくる作品だ。
 40歳を前に「今までの人生がふとむなしくなることがある」という。もやもやを抱えたまま展覧会を訪れ、最後にこの作品に出合った。少女がノートの余白に描いた赤ん坊に「これが孤独よ」と言い放つ場面。「自分だけがこんな気持ちなんじゃないと心が軽くなった。励まされるよりも、ずっと必要な言葉だったんだと思う」としみじみ。
 こうのさんの漫画にしっかり触れるのは、この日が初めて。「今日、出合えてよかった。漫画ってすごいですね」 =終わり
 「漫画家生活30周年 こうの史代展」(北陸中日新聞、石川テレビ放送主催)は25日まで、金沢市の金沢21世紀美術館市民ギャラリーBで。
 ◆入場料 大人1200円、高校・大学生900円、小・中学生700円 
 ◆問い合わせ 北陸中日新聞事業部(電)076(233)4642

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