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体力に自信なくても土木作業バイト 奥能登豪雨被災地で建設会社が工夫、70~80代の住民も参加

2026年9月23日 05時10分 (9月23日 15時30分更新)
 奥能登豪雨で斜面が崩落した石川県珠洲市大谷町の現場で復旧工事を担う竹腰永井建設(同県白山市白峰)は、土木未経験で体力に自信がない人向けの仕事を用意し、短時間のアルバイトとして雇っている。復興に向かう町を支える人々の後ろ盾となっている。 (高橋信)

竹腰永井建設の従業員や住民らが一緒に記念撮影する復旧工事の現場=石川県珠洲市大谷町で(竹腰永井建設提供)

 白山国立公園内の砂防工事や登山道整備などを担ってきた同社だが、豪雨の直後、200キロ近く離れた珠洲市の復旧工事を打診された。「見捨てるわけにはいかない。できる限りのことはしよう」。永井洋一会長(65)が訪れた被災地の惨状は、「これまで見たことがなかった」と振り返る。普段手がける工事とは土砂の質も違ったが、同市にとどまり、陣頭指揮を執ることにした。
 仲間を通じ、ボランティアの生活基盤がもろいことを知った永井会長は、ボランティアら支援者だけでなく、被災した高齢者も視野に入れた仕事をつくろうと思い立った。用意したのは、土のうに土を詰めたり、材料の養生をしたりする比較的簡単な作業。「ボランティアらが支援の空いた時間にできるようにしたかった」と、2時間のみの仕事など柔軟な働き方もできるようにした。70~80代の住民らが作業に加わることもあり、これまでに延べ千人以上に入ってもらったという。
 被災者らと働いたことは、同社にとっても強みとなった。「能登の人は周りのことによく気がつくし、すぐに人の手助けをしている」。その気遣いを「チーム優しさ!」と名付け...

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