巨人・田中将大 141日ぶり4勝目「ホッとしてます」黒田博樹超え日米通算204勝

[ 2026年9月20日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人14―1中日 ( 2026年9月19日    東京D )

<巨・中>「204」を作る田中将(右)と大城(撮影・光山 貴大)
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 巨人・田中将大投手(37)が19日、中日戦に先発し7回4安打1失点で4勝目を挙げた。5月1日の阪神戦以来、約4カ月ぶりの白星で、日米通算204勝目。ヤンキース時代にチームメートだった黒田博樹氏の203勝を上回った。打線は今季最多の14得点で大勝し、首位・阪神にゲーム差なしに肉薄した。

 141日ぶりの勝利。最初に込み上げてきた感情は安堵(あんど)だった。田中将が、今季初めて本拠地のお立ち台に立った。

 「ホッとしてます。このタイミングでまた勝つことができたんでね。このまま終わるのはなんか嫌でしたしね」

 今季、日本では楽天時代に24連勝した13年以来となる開幕3連勝。しかし、2回5失点した6月11日の楽天戦後は2カ月以上も2軍生活が続いた。「自分を磨く、鍛錬する。そうやって前に進むしかない」。自らを奮い立たせ、登板確保のため社会人相手に腕を振ることもあった。
 
「打球角度を抑えていければ」と、単打でつながれてもあと一本を許さない投球を徹底。この日はまさに狙い通りの投球だった。3回に失点こそしたが、最後まで連打は許さなかった。4回以降は二塁すら踏ませず、橋上監督代行は「高い技術力を持ったベテラン選手は頼りになる」と目を細めた。

 5月1日に黒田氏の記録に並んだ際には「早く抜いてくれ」と声をかけられたが、4カ月以上を要し「もっと早く達成したかったです」。それでも優勝を争う大一番で勝利に導き「むちゃくちゃうれしいです」と笑った。

 日米で積み上げた勝ち星は204。先輩を超えたウイニングボールは自宅に並ぶはずだ。初めて手にした記念球は意外にもホームランボール。坂本と同じ「昆陽里タイガース」に所属していた小4時に初めて放った軟式球で「凄く印象的だったから覚えてるんですけど、学年で打ったのが初めてだみたいな感じで言われて」と懐かしそうに振り返った。

 「どんな形であれチームの力になれるように腕を振っていきたい」と田中将。シーズン最終盤に、日本一も知るベテラン右腕の存在感が増してきた。(村井 樹)

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