巨人・松本剛 打率急上昇の背景にあった2つの決断 プロ15年目で初めてシーズン中に変えたこと

[ 2026年9月20日 20:01 ]

巨人・松本剛
Photo By スポニチ

 巨人の松本剛外野手(33)が19日に放送された日本テレビ「Going!Sports&News」(土曜&日曜後11・55)にVTR出演。交流戦から打率が急上昇した背景を明かした。

 番組の土曜解説者を務める元巨人監督・高橋由伸氏(51)から“巨人逆転Vへのキーマン”に指名され、憧れの人から直撃インタビューを受けた。

 「(出身は)埼玉なんですけど、ずっとジャイアンツファンで。小さい時、たくさん(東京)ドーム行きました。由伸さんのグッズも何個か…」と喜色満面で報告すると、高橋氏は「へぇ~!それはそれは。ありがとう」と言って深々と一礼するなど、誠実な人柄同士のなごやかな雰囲気となった。

 松本は帝京から2011年ドラフト2位で日本ハム入り。2022年には.347の高打率で首位打者のタイトルを獲得し、パ・リーグのベストナインにも選ばれた。今季は子供のころから大ファンだった巨人にFA移籍。19日現在、打率.287はチームトップで、得点圏打率はリーグ2位の.356だ。

 そんな松本だが、今季のオープン戦打率は.174。開幕後も3月は.250、4月は.212、5月は.258と決して高いわけではなかった。しかし、交流戦で大活躍した6月は.356と急上昇。チームが阪神との激しい優勝争いをしている9月は.351と絶好調だ。果たしてその背景には何があったのか。実は2つ変えたことがあるという。

 「バットは思いっ切り変えました。多分、由伸さんと同じ形だと…」。“復活”のため、シーズン中にバットを変える決断を下していたのだ。

 「最初使ってたバットも10年近く同じ(形の)バットを使ってて」というぐらい、本来はバットは変えないタイプ。「もともとはちょっとグリップ太めで(重心は)結構手元に。オープン戦もそれを使っていたんですけど、シーズン入ってから本当に状態も上がってこなかったので何か変えようと思った時に途中で(坂本)勇人さんのバットをお借りして」

 実は坂本のバットは若手時代に先輩・高橋由伸の影響を受けて取り入れたもの。松本がこれまで使ってきたバットよりも重心が先端寄りで、遠心力を使ってボールを飛ばしやすい。

 坂本からそのバットを譲り受けた松本。シーズン中にバットを変えるのはプロ15年目で初めてだったが、自身777日ぶりの一発となる7月31日DeNA戦(東京D)の今季初本塁打もそのバットで放ったものだった。

 また、「打席に入った時は技術的なことはあまり考えすぎず、ピッチャーに対してどうやったらヒットを打てるかっていうことを一番に」と打席での意識も変えたという。

 「積極的にいくタイプなんですけど、守りじゃないですけど、勝手に好打者の理想みたいなものを凄く求めていたのかなっていうのは…」。理想のスイングを追い求めすぎるがゆえに逆に消極的になっていたことに気付き、意識を変えたのだ。

 「バット軌道を考えるのをやめて。しっかり真っすぐ狙うのか、変化球を狙うのか。あとは、飛ぶのは(行方は)ボールに聞いてくれ、ぐらいの。そういう感じになってからある程度ちょっとずつ良くなってきたかなというのはありますね」と明かしていた。

「巨人」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2026年9月20日のニュース

広告なしで読む
タグ内の最下位に記述をオススメします ここから-->