オリックス 来季ヘッド格で前楽天監督・三木氏を招へい パ各球団の状況熟知、指導力にも定評

[ 2026年10月5日 05:05 ]

3月、開幕前日会見で握手を交わした楽天・三木監督(左)と岸田監督
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 オリックスは、チーム再建へ向けて前楽天監督の三木肇氏(49)を招聘(しょうへい)することが4日、分かった。チームは前日3日に全日程が終了。今季は65勝76敗2分けで2年ぶりのBクラスが確定した。終戦から一夜、球団が来季へ向けて動き出した。

 前日3日には岸田監督の続投が正式決定した。球団は指揮官の周りを固めるコーチ陣のテコ入れを決断。前夜の試合後には球団幹部が1軍の各コーチと面談を行っており、組閣作業に本格着手した。球団は水面下で実績のある指導者の入閣を模索。その理想と思惑に一致した人物が三木氏だった。

 同氏は08年限りで現役を引退した後は日本ハム、ヤクルト、楽天でコーチを歴任。19年からは楽天の2軍監督、20年からは1軍監督を務めた。“再登板”となった昨季に続き、今季も指揮を執ったが、6月10日にチームの成績不振を理由に休養が発表され、吉井新監督の就任を受けて退団した。

 ただ、指導力には定評があり、球界の中でも指導者としての評価は高い。さらに1、2軍の監督経験があり、特にパ・リーグ各チームの状況を熟知している点も再建を目指すオリックスにとっては大きなプラス要素だ。球団はヘッド格での入閣を打診するとみられる。来季は23年以来、4年ぶりの覇権奪回を狙う岸田オリックスが、まずは首脳陣の“大型補強”に乗り出す。

 ◇三木 肇(みき・はじめ)1977年(昭52)4月25日生まれ、大阪府出身の49歳。上宮から95年ドラフト1位でヤクルト入団。08年に日本ハムに移籍し、同年限りで引退。通算359試合で打率・195、2本塁打、14打点。引退後は日本ハム、ヤクルトでコーチを歴任し19年に楽天2軍監督、20年に1軍監督を務め、21年からは再び2軍監督。25年に2度目の楽天1軍監督に就任したが、26年6月に成績不振のため休養、退団。1メートル75、80キロ。右投げ両打ち。

 ▽楽天・三木監督の休養 26年6月10日、楽天は成績不振のため三木肇監督が休養し、塩川達也ヘッドコーチが同日の巨人戦から監督代行を務めると発表した。日をまたいだ午前1時にリリースが出されるという異例の監督交代劇だった。15日には前ロッテ監督の吉井理人氏を招聘(しょうへい)し、19日のリーグ戦再開から新体制で臨むことが判明。17日には三木谷浩史オーナーが同席して吉井新監督の就任会見が行われ、三木前監督の退団も発表された。

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