元阪急投手・松本正志さん急逝 東洋大姫路高時代は夏の甲子園で全国制覇

[ 2026年10月14日 12:18 ]

阪急時代の松本正志さん

 オリックスは14日、元阪急投手の松本正志(まつもと・しょうじ)さんが8日に急逝したことを発表した。67歳だった。

 兵庫県出身の松本さんは東洋大姫路高(兵庫)3年夏の甲子園大会でエースとして全国制覇を果たした。77年ドラフト1位で阪急に入団。80年6月24日の南海戦で救援登板してプロ初勝利を挙げた。しかし、通算勝利はその1勝に止まった。87年限りで現役を引退した後は球団の用具担当として長年チームを支えた。

 阪急、オリックスで用具担当一筋36年。24年2月の春季宮崎キャンプを最後に退職した。95年の阪神大震災では自身も神戸市垂水区の自宅で被災。それでも当時は神戸市西区にあった選手寮「青濤館」に向かった。「がんばろうKOBE」を合言葉に95、96年はリーグ優勝。96年には悲願の日本一を達成し、21年からのリーグ3連覇でも選手たちと喜びを分かち合った。

 歴代監督、選手、関係者からも「正志さん」の愛称で親しまれた。退職後の際には京セラドームで選手たちから胴上げされるなど誰からも愛され、信頼された人だった。かつてスポニチの取材に対して「幸せな人生だった」と語っていた。最近も古巣のチーム状況を気にしながらも、ゴルフなども楽しんでいたという。突然の旅立ちに、オリックスは悲しみに包まれた。

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